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FINALIST・リー、アイドル活動と教員免許取得の「二刀流」貫く 「誰かの人生に輝きを灯す存在」目指す

iza(イザ!) 2024年8月7日 12時58分

作詞家の秋元康氏がプロデュースするアイドルグループ「WHITE SCORPION」のオーディションで最終候補者として残ったメンバーで構成される「FINALIST」。念願のメジャーデビューに向けた地道な活動が続くなか、9月11日にリリースされるWHITE SCORPIONのファーストミニアルバムに、初めてのオリジナル楽曲「命しか捧げるものがない」が収録されることが決まった。WHITE SCORPION同様、FINALISTにも個性的なメンバーがそろっているが、メンバーから「癒しの存在」として愛されているリーは、教員免許取得を目指しながらアイドル活動も行うという“二刀流”で全力奮闘している。

リーがアイドルになることを目指したのは高校時代。友人がアイドルとして活動しており、そのグループの楽曲の歌詞が「カワイイ」と感じてファンになり、ライブ会場に足を運んだ。そこで見た、ステージで楽しそうに歌う友人の姿に胸が高鳴り、その瞬間「すごくまぶしくて、このステージに立ってみたい!」と思ったという。もともと女優志望で、当時は違う事務所に所属していたが、アイドルになるためにそこを辞めて秋元氏が手がける「IDOL 3.0 PROJECT」のオーディションに挑戦。結果は落選だったが、最終審査に残ったメンバーでグループが結成されることになり、FINALISTの一員としてアイドル活動を続けることになった。

そんなリーの夢は1つではない。それは教員免許を取得して「高校の歴史の先生になること」。デビューに向けた仲間たちとの厳しいレッスンが続くなかで大学に通うという忙しい日々を過ごしている。「この先進んでいく人生にはたくさんの選択肢がある。そして社会はすごく広い世界で、『いろいろな経験ができ、楽しんだ』と道標となれるような、生徒を導けるような教師になりたい」。二刀流を続けることは簡単ではないが、グループには、調理師免許や美容師資格を持つ同僚もおり、その存在も自身の大きな刺激になっている。「やさしいFINALISTのみんなに囲まれていて、こんなにも優しいアイドルグループっているのかな? と思うくらいみんなが大好きです」

2つの夢には共通点がある。それは、アイドルも教員も、誰かの人生に輝きを灯す存在になりえるということ。「すべての夢が一つの目標に通じていると思うと、すごくドキドキします。この気持ちを忘れずに全力で頑張って、自分と向き合い、人としても成長できるよう、ひとつずつ、夢や目標に向かって歩み出して行きたいです」。ブレずに自分が決めた二刀流を貫く。その表情には、充実感がみなぎっている。


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