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松坂桃李「第3話では新たな物語が…」 今夜の日曜劇場「御上先生」

iza(イザ!) 2025年2月2日 12時0分

俳優の松坂桃李が主演する日曜劇場「御上先生」(TBS系、日曜午後9時)の第3話が2日、放送される。第2話(1月26日放送)では、国家公務員採用総合職試験会場で起きた殺人事件の犯人、真山弓弦役を堀田真由が演じていることが明らかになった。ほかにも彼女が神崎拓斗(奥平大兼)による不倫報道を契機に同校を退職した女性教師、冴島悠子(常盤貴子)の娘だと判明したり、謎の青年役で高橋恭平が登場するなど、先が読めない展開が話題となっている本作。第3話の放送に先駆けて、松坂のコメントが届き、撮影秘話などを語った。

東大卒のエリート文科省官僚から高校教師になった御上孝(松坂)が、令和の18歳とともに日本教育に蔓延(はびこ)る腐った権力に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。完全オリジナル作品で、詩森ろば氏が脚本を担当。また、「アンチヒーロー」(24年)、「VIVANT」(23年)、「マイファミリー」(22年)、「ドラゴン桜」(21年)など、近年話題となった日曜劇場作品を担当してきた飯田和孝氏がプロデューサーを務める。

――第2話まで放送されましたが、松坂さんのもとにはどのような反響が届いていますか?

普段あまり連絡を取らないような方々からも、「面白かった」や「見たよ」など、感想をいただいて、正直ビックリしています。飯田プロデューサーからもTVerの再生回数のお話があったり、この作品についての記事を目にすることが多く、僕らみんなで作った『御上先生』という作品が、いろいろな角度から見られているということを実感します。それとともに、少しずつではありますが、本作に込められている思いが届いているのだろうなと感じています。

――放送後だから言える本作の設定秘話を教えてください。

生徒たちの衣装は、本人たちが役を考えた上での衣装スタイルになっています。これは宮崎陽平監督曰く、“ハリー・ポッター形式”を採用しています。映画『ハリー・ポッター』シリーズの生徒たちも、それぞれが着たいように制服を着ていたんだそうです。その役のフィルターを通して、自らが主体性を持って衣装を選んでいるところから、「隣徳の生徒たちはハリー・ポッターみたいなものなんですよ」と言っていたことを思い出しました。なので、それで言うと、神崎、富永(蒼/蒔田彩珠)、次元(賢太/窪塚愛流)はハリー、ハーマイオニー、ロンみたいなものです。そして御上先生はスネイプ先生…?

――繰り返し見てくださる視聴者に向けて、「ここに注目するとより楽しめる」というポイントを教えてください。

繰り返して見てくださっている皆さま、本当にありがとうございます。ワンシーンごとにいろいろな遊び心や、伏線などを散りばめていますが、実はほかにも生徒の関係性などを含めた細かい裏設定があるんです。例えば、村岡渉(山田健人)と戸隠栞(野内まる)は付き合っているとか…。御上先生が教室に入ってくるわずかな時間や授業が終わった後の生徒たちの動きによって、それぞれの生徒の関係性が出ています。なぜなら、生徒1人ひとりがその役と関係性を理解し、芝居上に反映させているから。御上が第1話で生徒のプロフィールを見ているのですが、よく見ると面白いことが書かれているかもしれません。

――第3話は、教育改革というテーマにさらに一歩踏み込む内容になっているかと思います。視聴者の皆さんに向けて見どころを教えてください。

第2話で主要キャストが出揃いました。それによって第3話では新たな物語が展開していきます。御上と視聴者の皆さんが見ていた幻影の男が、御上とどういう関係があるのかも明らかに。放送終了後にはありがたいことに多くの反響をいただいているので、ネタバレ回避のためにもリアルタイムで見ていただけたらうれしいです。

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