生き抜くために驚きの進化を遂げた生物にフォーカスするバラエティー番組、「ワケあってこの生き方!ヘンテコ生物100連発」(TBS系)が、7日午後7時から放送される。
ヘンテコな見た目の生き物たちがなぜそんな姿になったのかを解き明かす、アニマルアドベンチャーバラエティー。スタジオゲストには池田美優、伊沢拓司、佐藤隆太、高橋茂雄(サバンナ)、田中直樹(ココリコ)、蒔田彩珠を迎え、不思議なかたちをした生き物と、その衝撃の進化をクイズを交えて学んでいく。さらに専門家として、野生動物に詳しい国立環境研究所の五箇公一さんと、東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストでありながら、現在東京農工大学大学院でカエルの研究を行っている入江聖奈さんが生き物たちの驚きの生態について解説する。
知れば知るほどやみつきになる衝撃の進化
サイガやスパイダーマントカゲ、スターゲイザー、ラーテルなど見たことも聞いたこともない生き物たちがVTRに相次いで登場。サバンナの高橋は、珍しい生き物たちのヘンテコさを「吉本新喜劇みたい!」と絶賛する。
強者たちに勝つためのスゴ技 最強生物から子を守るバトルに感動!
「ワケあってここだけデッカくなっちゃいました」では、体長8センチながら6センチの耳を持つオオミミトビネズミが登場。その進化には弱肉強食を生き抜くための驚きの知恵があった。さらに「なんとか食べたいヘンテコ生物」に登場するテッポウウオが、厳しい自然界で獲物を仕留めるそのスゴ技にスタジオは驚愕。「ワケあってこんな顔しております」「ワケあってこんな名前つけられてます」など、どこかヘンテコな特徴をもつ生き物たちの生き抜くための術も学ぶ。さらにヘンテコ生物と危険な肉食動物との壮絶なバトル映像も。3頭のヒョウに囲まれた珍獣ラーテルは勝つことができるのか。なんとか子どもを守りたいヘンテコ生物の戦う姿に、佐藤は「動物世界の母の愛に感動」と心を打たれる。
生き抜くためのずる賢さ、モテるためのユニークな進化
他の動物を利用するアオサギのずる賢い技や、どうにかモテるために不思議なアピールをするヘンテコ生物など、思わず笑ってしまう映像も盛りだくさん。カエルの研究に夢中の入江さんが選ぶヘンテコガエルも発表する。
■五箇公一さん コメント
「生き物の生き様をすごくよくまとめていただいていて、専門家から見ても楽しい番組でした! 特にオスが頑張ってメスにモテようとする映像が良かったです。性淘汰といって異性をめぐる競争を通じて起きる進化は、一番生物学の中で面白いんですよ。生き物はいろんな進化をして、とにかく子孫を残そうとしています。そういった生き物たちの進化がもたらす多様性をヘンテコとロマンを掛け合わせた面白い映像で感じていただきつつ、一方でヘンテコ生物たちの多くは絶滅の危機に瀕していることも知っていただけると嬉しいです。そういった生き物を私たちがどう守っていくかも少しだけ頭の隅において見てもらえるといいかなと思います」
■番組概要
[タイトル]『ワケあってこの生き方!ヘンテコ生物100連発』
[放送日時]2025年1月7日(火)よる7:00〜8:55