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スケボー・堀米雄斗&体操男子団体、奇跡の金メダル! 深夜のW大逆転劇にファン「ドラマのようで震えた」「ヤバすぎる」「普通にマンガ」と大興奮

iza(イザ!) 2024年7月30日 8時22分

パリ五輪のスケートボード男子ストリート決勝と体操男子団体決勝が29日(日本時間30日)に行われた。スケートボードは東京五輪金メダリストの堀米雄斗がラストのトリックで97.08をたたき出し、大逆転で2大会連続の金メダルを獲得。また体操男子団体(橋本大輝、萱和磨、谷川航、岡慎之助、杉野正尭)も5種目を終わってトップの中国に3点差以上離されるなかで、最後の鉄棒でライバル・中国を上回り、2大会ぶりの金メダルを決めた。深夜のダブル大逆転劇にX(旧ツイッター)には「堀米雄斗」「スケボー」「堀米連覇」「堀米マジ」「橋本大輝」「最後の最後」「最後の鉄棒」などの関連ワードがトレンドを埋め尽くした。

土壇場で東京の王者がその実力を発揮した。堀米は、最初のランで89.90をマーク。しかし、障害物を使った難易度を競うトリックで苦戦した。ランのベストスコアとトリックの上位2つの得点を合計したスコアが最終得点となるが、堀米は1回目のトリックで94.16を記録したが、2回目以降はトリックが決まらず得点を加算できず、4回目のトリックを終えた時点で7位。逆転優勝には96.98以上のスコアが必要となった。

絶体絶命の場面で堀米は「イヤホンをしていたけど、音楽も聞かずに集中できるようにした」と気合を入れ、ラストトリックを見事に着地。盛り上がる会場の声援にスケートボードを高くあげて応えた。スコアは97.08、2位のイートンとはわずか0.1差で東京五輪に続く金メダルを決めた。「ここまでくるのに、本当にあきらめかけたこともあった。五輪にいけるかもわからず、(最終予選で)1位とっても(五輪に)行けない可能性もあった。少しの可能性を最後まで信じて、五輪でもやってこれて、最後に実ってすごくうれしい」と勝利の喜びを興奮気味に語った。

一方、体操は序盤でエース橋本が2種目目のあん馬で落下するアクシデント。一時は首位の中国に3点以上の差を広げられた。絶体絶命のなかで最終の鉄棒に挑んだ日本チームは、トップバッターの杉野、2番手の岡がノーミスの演技でエース橋本につないだ。すると中国の2番手が2度の落下で得点を伸ばせず、その差が縮まった。チームメイトに「大輝がんばー」とエールを受けて演技に向かった橋本は、完璧な演技を披露。最後の着地も決め、大逆転で2016年のリオデジャネイロ五輪以来となる金メダルを勝ち取った。2大会ぶりの団体制覇に橋本は「みんなに助けられた。僕を最後にしてくれて、みんなの想いを背負って戦えて幸せだった」と笑顔を見せた。


追い詰められながらも結果を残す選手たちにネットユーザーは感動。SNSには「追い詰められて最後の最後に最高得点。王子すぎる」「最後の最後に高いトリック決めるメンタルすごすぎる」「普通にマンガだよ」「どんな心臓しているの」と堀米を称賛する声や、「最後の最後に決めてくれた」「橋本選手の完璧な演技」「奇跡の大逆転!最高でした」「ドラマのようで震えた」と体操男子代表への大興奮の声であふれた。決勝は日本時間深夜に行われたが「ガチでエグイ。起きてみていてよかった」「リアタイでみると感動が違う」とコメントする人もあった。


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