“新宿の巨大猫”としておなじみの「クロス新宿ビジョン」で、8日から11本目の完全新作映像となる「ギリギリ編」の放映が始まった。
クロススペース社によるクロス新宿ビジョンは東京・JR新宿駅東口駅前広場から望める大型ビジョンで、湾曲ディスプレイを生かした3D動画など、先端の表現手法を駆使し、今年7月に3周年を迎えた。特にビジョン設置にあわせて放映された巨大猫の3D動画は、すっかり新宿東口のシンボル的な存在となった。
8月8日の「世界猫の日」に合わせて公開された新作動画「ギリギリ編」は、棚や机の上にあるものを落としてしまうといった猫の習性をテーマに、部屋に置かれたペン立て、ダルマ落とし、猫の土鈴と興味深げに近づいた巨大猫がちょんちょんと触れては、それらをギリギリに追いやってしまう様子を描いている。すでに放映が始まり、今月中は毎時12回放映される。
ビジョンの“家主”、新宿東口の猫も8日、自身のX（旧ツイッター）で「今日は世界猫の日だってニャ。おめでたい日だから、今日からこのビルでもいろいろ始まるらしいニャ。わくわくニャ」と今回の新作動画や関連イベントへの期待をつづっていた。