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成田凌主演「降り積もれ孤独な死よ」7月21日OA第3話あらすじ 灰川邸事件の真犯人を探すため花音(吉川愛)や蒼佑(萩原利久)らが集合

iza(イザ!) 2024年7月20日 10時0分

俳優の成田凌が主演を務める連続ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(日本テレビ系、日曜後10・30)の第3話が21日に放送される。

漫画アプリ「マガジンポケット」(講談社)で連載中の同名漫画が原作のヒューマンサスペンス。ひと気のないとある屋敷で13人の子供の白骨死体が見つかった通称「灰川邸事件」から7年後、東京で起きた、1人の少女の失踪事件が新たな謎を呼び、過去と現在が交差していく。

「降り積もれ孤独な死よ」第2話振り返り

2017年に山梨県で白骨化した13体の子供の遺体が発見された「灰川邸事件」。当時、灰川邸には、13人の被害者の他に、山梨県警富士山北署の刑事、冴木仁(成田)の腹違いの弟、瀧本蒼佑(萩原利久)や、屋敷の持ち主である灰川十三(小日向文世)を「父」と呼ぶ蓮水花音(吉川愛)ら6人も生活していた。

所在がつかめていない神代健流(杢代和人)以外の5人に事情を聞くと、全員が灰川の犯行を否定したが、その灰川が後日、あっさり身柄を確保された。彼の手には現場に残された特徴的な六角形のマーク「リッカ」が描かれており、連行される途中の灰川と出くわした冴木は、初対面にもかかわらず、自分が蒼佑の兄だと言い当てられて驚がくする。灰川は、子供たちは自分が殺したとあっさり自供するが、犯行動機については黙秘を貫いた。

そんななか、何者かによって、花音が階段から突き落とされた。病院に駆けつけた冴木に、「私を突き落とした犯人は、灰川邸事件の犯人です」と伝え、真犯人を見つけるべく、捜査を続けてほしいと願い出る花音。真犯人の目的が子供を殺すことであるなら、今回自分が狙われたのは事件はまだ続いているという証拠だという。しかし、捜査から外されている冴木は、花音の依頼を断った。このまま真犯人が野放しになって蒼佑が狙われてもいいのかと問いかける花音。その時、彼女が持っていたキーホルダーがリッカのマークであることがわかった。リッカは家族の証で、灰川がくれたものだと大事そうに見つめた。

その頃、富士山北署内では灰川邸事件と並行して連続傷害事件の捜査が行われていた。警部補の五味明日香(黒木メイサ)と巡査の鈴木潤(佐藤大樹)は、被害者の子供に虐待されたあとがあることを発見。被害者男性は全員、実の息子に暴力を振るっていたという共通点があった。五味は両方の事件がどこかでつながっているのではと思い始める。

単独で真犯人さがしをはじめた冴木は、生き残った子供たちのなかに真犯人がいて、灰川がその子をかばっているのではと推測。蒼佑が真犯人じゃないことを証明するためにも、調べたいと花音に伝えた。花音が突き落とされた7月12日のアリバイを聞くため、蒼佑の母親の元を訪れた冴木は、蒼佑と一緒にいたという母親に違和感を覚えた。

一方、蒼佑に会いに行った花音は、蒼佑から「突然、俺たちを放り出した人を、よくまだ父さんと呼べるな」と言われてショックを受ける。消息が分からない健流を除いて、12日のアリバイが確認できたと冴木から報告を受けた花音は、蒼佑のアリバイに疑問を抱き、「家族は家族のために嘘をつくことがある」と告げた。冴木も同じ違和感を抱えており、再度、母親の元を訪れて問い詰めると、12日のアリバイが崩れ、さらに、母親を虐待していた蒼佑のことを母親がかばっていたことも判明した。花音に「真犯人は蒼佑かもしれない」と電話をするが、その時、花音は蒼佑の後をつけていた。

7年後の24年。行方不明となった家出少女、美来を捜していた記者の森燈子(山下美月)は、灰川邸事件の現場に残されたリッカのマークについて冴木に問いかける。美来にも同じマークのタトゥーがあったことを冴木に告げ、あの時と同じような目に遭っているのではと詰め寄る。しかし冴木は、協力できることはないと告げた。

「降り積もれ孤独な死よ」第3話あらすじ

子供13人を殺害した疑いで逮捕され、自供していた灰川が、留置場で首を吊っていた。冴木は、灰川の行動はすべて“真犯人“をかばうための可能性が高いのではないかと考えていた。独自に捜査する冴木は、花音が突き落とされた場所へ向かう。聞き込みをしていると、事故が起きた時間に“顔に傷がある男”がいたことが明らかになる。

一方、灰川邸には、花音をはじめ、蒼佑、沖島マヤ(仲万美)、川口悟(松本怜生)、東優磨(カカロニ栗谷)ら生き残った子供たちが集まっていた。「子供たちを殺したのが父さんだなんて、どうしても思えない」と告げた花音は、さりげなく4人の表情を伺う。

真犯人について、悟が、現在も行方がわからない健流の名前を挙げるなか、マヤの背中に入った“リッカ”のマークのタトゥーが目に入った花音は、灰川邸での「ある記憶」に思いを巡らせる。そして、ほかの子供たちが去っていくなか、蒼佑はひとりその場に残る。

24年。森は、行方不明の美来の手首に“リッカ”のマークがあったことを気にし、灰川邸事件で生き残った子供たちの誰かが関わっているのではと考えていた。

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