女優の川口春奈が主演を務める連続ドラマ「アンサンブル」(日本テレビ系、土曜後10・0)の第1話が18日、放送される。
現実主義者の女性弁護士、小山瀬奈(川口)が、理想主義者の新人弁護士、真戸原優(松村北斗)と恋愛に発展する姿をオリジナル脚本で描く。恋愛トラブルの案件を多く扱う瀬奈の前に現れた優。愛や真心を信じる彼と正反対の価値観を持つ瀬奈がバディを組み、恋愛トラブル裁判に挑む、明るくてちょっぴり切ないリーガルラブストーリーだ。
「アンサンブル」第1話あらすじ
たかなし法律事務所で弁護士として働く小山瀬奈は、コスパ・タイパ重視の現実主義者だが、クライアントに寄り添う姿勢が評判となり、恋愛トラブルの依頼が数多く舞い込む人気弁護士である。
しかし、瀬奈自身は8年前の失恋をきっかけに恋愛からは一線を引いており、今は母の祥子(瀬戸朝香)と2人で二世帯住宅に住んでいる。そんな瀬奈のもとに、「婚約破棄トラブル」の弁護依頼が舞い込む。クライアントは光永有彩(森迫永依)という女性で、両親との顔合わせの最中に、婚約者の二瓶隆也(中尾明慶)が突然逃げ出したという。
瀬奈は、思わず自身の8年前の失恋と重ね合わせてしまうが、慰謝料を請求したいと言うクライアントに寄り添い、依頼を受けることにする。しかし、有彩には何やら秘密がありそうだった。
顔合わせが行なわれた結婚式場へと調査に出向いた瀬奈は、そこで、「裁判に勝てるかどうかより、クライアントの幸せを考えたい」という理想主義の新人弁護士、真戸原優と出会う。有彩と二瓶に「婚約の事実」があったのかどうかを巡って意見が食い違う2人は、式場の従業員へ聞き込みを行うと、どうやら婚約していたことは間違いなさそうで、二瓶にプロポーズの予定があったことも分かり、瀬奈は真戸原とともにある教会に潜入する。
教会全体をライトアップするという手の込んだサプライズが用意されていることを知った真戸原は、二瓶は有彩を嫌いになったのではなく、逃げ出さねばならない理由があったのではと言う。しかし、8年前に恋人が突然いなくなった経験がある瀬奈は、あり得ないと反発。すると翌日、二瓶に逮捕歴があることが分かり…。