NHKで29日、NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平 2024 試練と決断 そして頂点へ」(総合、午後9時)が放送される。
ドジャース移籍1年目にして前人未踏の「50-50」、悲願のワールドシリーズ制覇に2年連続3回目のMVP。大谷が、毎年恒例となったNHKスペシャルのロングインタンビューで、記録ずくめとなった激動の2024年を振り返り。「趣味は大谷」と語る俳優の役所広司がナレーションを務める。
ドジャースへの移籍、30歳の節目を前に結婚、新たな一歩を踏み出した大谷の24年は、元通訳の違法賭博問題が発覚するなかでの波乱の幕開けとなった。それでも結果を積み重ねて、史上初の50-50を達成。初めての出場となったポストシーズンでも勝負強さを発揮し、悲願のワールドシリーズ制覇まで駆け上がった。さらに、自身が持つ最多記録を更新する3度目の満票でのMVP受賞など、今年も異次元の活躍で歴史的な偉業を次々と打ち立てた。その裏側で、大谷は一体何を考え、何を見ていたのか。シーズン直後のインタビューから、激闘の舞台裏に迫る。そして、2度の右肘手術を経て、二刀流として再復活をかける来シーズンに向けて語った覚悟とは…。
大谷がMLB挑戦を始めた18年からその姿を記録し続けてきた同番組で撮りためてきたインタビューは計10時間超。長期にわたる独自取材が可能にしたロングインタビューのほか、ロバーツ監督やベッツ、フリーマンらチーム関係者の証言も必見だ。