Infoseek 楽天

小芝風花×大島優子「GO HOME」7月20日OA第2話あらすじ 4000万円を所持したまま孤独死した老人(片岡鶴太郎)に強盗事件との接点浮上

iza(イザ!) 2024年7月18日 12時36分

女優の小芝風花が主演を務める連続ドラマ「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」(日本テレビ系、土曜後9・0)の第2話が20日に放送される。

全国に2万体も存在するという、どこの誰かもわからない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰すことが役目の「警視庁身元不明人相談室」が舞台の連ドラ。完全オリジナルの作品で、明るく天真らんまんな三田桜(小芝)と、クールで冷静沈着な月本真(大島優子)がコンビを組み、遺体に残されたわずかな手掛かりを頼りに謎を解いていく。

「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」第1話振り返り

警視庁身元不明人相談室の捜査官として働く桜は、誰も行きたがらない地味な部署に自ら志願して配属された変わり者。10歳上の生真面目な同期、真とは、性格も趣味もまるで正反対で、顔を合わせれば言い合いばかりだが、1人でも多くの身元不明者を家族のもとに帰してあげたい気持ちは共通している。

そんな2人とは裏腹に、身元不明人相談室室長の利根川譲治(吉田鋼太郎)や、捜査官の堀口尚史(戸次重幸)、似顔絵捜査官の武藤晴夫(半海一晃)ら、相談室のメンバーは無気力で緊張感ゼロ。のんびりムードの相談室に、捜査一課の刑事、手嶋淳之介(阿部亮平)と、科捜研の研究員の芹沢菜津(柳美稀)が捜査の協力を求めにやって来た。

都内の中学校にあった人体骨格模型が本物の人骨だったことがわかり、鑑定の結果、その白骨は約1年前に亡くなった人のものだった。殺人の可能性もあり、菜津は「被害者の推定年齢は20代後半から30代の男性」と報告する。その直後に事態は急転し、中学校の理科教師、西川(坂本真)が、遺体を標本にするため薬品で白骨化させたことを認めた。標本マニアの西川は、動物の死骸を探すために入った奥多摩の山中で、見ず知らずの男性が崖から飛び降りるところを目撃し、人間の標本を作る絶好のチャンスと思い遺体を持ち帰ったが、殺してはいないという。

桜と真は、科捜研の所長、早瀬郁美(高島礼子)の協力を得ながら、西川が持っていた遺留品を頼りに遺体の身元を特定。プロバスケットボール選手の富田純也(浅利陽介)であることを突き止めたが、彼の妻、聡美(仁村紗和)は「夫じゃありません」と遺体の引き取りを拒否した。

利根川によると、家族の死を認めたがらないケースは珍しくなく、これ以上、事件に首を突っ込むなと桜と真に釘を刺した。しかし桜と真は、純也の死の真相を探り始め、そんな2人に少しずつ心を開き始める聡美が「彼がいなくなったのは、私のせいなんです」と話し始めた。選手として将来を期待されていた純也は日本代表入りが内定していたが、合宿直前、階段で足を踏み外した聡美をかばって腕を骨折。それ以降、思うようなプレーができなくなってしまった。「私が彼の夢を奪ってしまった。もし彼が自殺したなら、私が殺したようなもの。私のところになんか帰りたくないはず…」。聡美は自分を責めた。

純也は本当に自殺だったのか、桜と真は拘留中の西川を詰問。「あいつは間違いなく自分から飛び降りた。死にたいヤツは死なせてやったほうがいい」と、自分の欲求を満たすために純也を見殺しにした西川に、桜は「あんたが一言でもいいから声を掛けていたら、彼も、踏みとどまれたかもしれないのに!」と声を荒らげた。ひとりで命と向き合った純也に、桜は過去の自分を重ねた。

桜と真の強い思いが、無気力な堀口と武藤の心を動かし、相談室総出で純也の転落現場を捜索。すると、純也が1年前に落としたスマホが見つかった。そこには、純也が最後に撮ったと思われる、オレンジ色に染まる夕日の写真が残っていた。生前の純也が読んでいた雑誌に「パワースポット」として紹介されていた景色と同じ場所で、そのことに気付いた桜は、純也は自殺ではなく、このきれいな夕日から、もう一度生きる力をもらおうとしていたのではと聡美に告げた。しかし、不運にも足を滑らせて転落してしまった。「きっと彼は、この景色をあなたと見たかったんです。だから夢中になって撮影したんじゃないですか。これからもずっと2人で生きていくために」と話す桜に聡美は涙し、「彼に、会わせてください」と、すべてを受け入れた。

生きて戻ってきてほしいと願う家族のわずかな希望を奪ってしまい、「これでよかったのか」と悩む桜。一方、「私は良かったと思っている。これで彼女は前に進めるんだから」と言う真は、ある人の帰りを待ちわびて前に進めずにいた。

「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」第2話あらすじ

都内のアパートの一室で、身元不明の遺体が見つかった。推定70~80歳の男性で、死因はくも膜下出血。アパートの大家によると、男は先代の大家の頃から40年も住み続けている古い住人。当時の賃貸契約書も残っていないため、「綾部雪雄」という名前しか知らないという。身元がわかる所持品も何一つ見当たらない。しかし、部屋に唯一残されていたボストンバッグの中には、4000万円もの大金が入っていた。

雪雄(片岡鶴太郎)は日雇いの仕事で食いつないでいたようで、詳しい勤務先は不明。大家が把握しているのは、13年前の震災直後に半年間、福島県で住み込みの仕事をしていたことぐらい。近隣住民との交流もほとんどなく、八百屋で野菜のくずをもらう雪雄のことをホームレスだと勘違いしていた者もいた。

そんな質素な暮らしぶりの老人がなぜ大金を所持していたのか。お金の出どころを巡って桜と真の意見が真っ向から対立。「何かの犯罪行為で手に入れたお金では?」と疑う真は、手掛かりを求めて福島へ向かうが、そこで手嶋と鉢合わせ。実は、真と手嶋には、福島に特別な思い入れがあった。

一方の桜は「お金は必死に貯めたものだと思う」と老人の潔白を信じて捜査を続けるが、「綾部雪雄」の名が偽名だったことが判明。さらに、半年前に起きた宝石店強盗事件との接点も見つかり…。

この記事の関連ニュース