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中村倫也「主演だけど、主演じゃないドラマ」医師役に初挑戦した連ドラ「Shrink ー精神科医ヨワイー」会見

iza(イザ!) 2024年8月7日 15時11分

NHKの連続ドラマ「Shrink ー精神科医ヨワイー」(31日スタート、総合ほか)の記者会見が7日、行われ、医師役を初めて演じた主演の中村倫也が、役作りの苦労などを明かした。

同作は「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名漫画が原作。のんびり屋だが、優秀な精神科開業医、弱井幸之助(中村)と、一言多いが思いやりにあふれた看護師、雨宮有里(土屋太鳳)が、悩みを抱えて下町の小さな精神科医院にやってくる患者たちに向き合いながら、それぞれの生き方を見つける手助けをしていく。

中村はまず、今作における自身の立ち位置を「主演だけど、主演じゃないドラマなんですよ。主は病と、それに向き合う患者さん。そこを多くの人に知ってもらいたい」と説明。オファーを受け原作を読んだ時も同じことを思ったとし、完成した第1話を見て、「病が真ん中に来ているのがすごく新鮮で、そこにフォーカスしてほしかったのでうれしかった」と振り返った。

初挑戦となる医師役をリアリティーを持って演じるために、分厚い参考文献を10冊ほど読み始めたが、途中できりがないと気づき、3冊に絞って勉強を続けたという。以前、「一度医師役を演じてみたい」と話したことを振り返り、「簡単に言っちゃダメだなと。本当に責任重大。ドラマはフィクションですけれど、そういうことで悩んでる方も見てくれるかもしれないから中途半端な準備はできないじゃないですか。医者側の大変さの片鱗を垣間見れたかもしれない」と役作りの苦労を明かした。

会見には中村のほか、共演する土屋も参加。土屋は、自分が出ている場面を見ると反省点ばかりが気になってしまうとし、「そういった不安も緊張も、倫也さん演じる弱井先生が温かく、凛とした眼差しで包み込んでくれたので、たくさんの(視聴者の)方の心を温かくするのではないかなと感じました」と述べた。

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