コンビニ大手のファミリーマートが店内の飲食スペース、イートインを売り場に順次転換すると発表したことを受けて、X（旧ツイッター）で「負担を減らせる」「マナーに問題がある客の対応は大変だっただろう」などと店員へのねぎらいのコメントが集まった。
同社は2日、売り場面積拡大の一環で、イートインを衣料品や生活必需品の売り場に変更すると明らかにした。同社が全国展開する約1万6000店舗のうち、イートインがあるのは約7000店舗。2013年から設置を進めてきたが、コロナ禍の感染症対策で閉鎖したことなどから利用に変化が見られるようになり、一部の店舗を除き、廃止に踏み切った。
Xでは「冬場はファミマのイートインがありがたかった」「スマホの充電でお世話に」「イートインでファミチキとコーヒーを楽しむのが好きでした」などの感謝のメッセージが送られた。一方で、長時間にわたって居座る客や大騒ぎする子供への対応、清掃などイートインに関わる業務から店員が解放されるとして「ただでさえ忙しいのに店員の手が回らない」「他社も後に続くのでは」と理解を示す人もいた。
また、イートインの代わりに同社のプライベートブランドが好調な衣料品の商品棚を増やす方針については「コンビニで服を買いたいとは思わない」と疑問を呈する投稿や、「コンビニエンスウェア（同社のオリジナルブランド）はコスパが良いからよく着てる」「ファミマの靴下にはお世話になっています」と歓迎する投稿が見られた。