パソコンメーカーのVAIOは11日、家電量販大手のノジマが同社の発行済み株式の約93%を取得すると発表した。同社はノジマの子会社となる。買収額は112億円。
社名やブランド、経営陣は変更しないとし、来年1月までに手続きを完了する。
VAIOは経営不振だったソニーのパソコン事業を分離して2014年7月に設立。投資ファンドの日本産業パートナーズとソニーグループが株式を保有している。
VAIOのノジマ傘下入りの発表を受け、X(旧ツイッター)では「驚いた。販売業者が製造業者を買い取るのか」「安くて良いPCが出来ますように」「SONYのVAIOがまわりまわって独立して、ノジマ傘下か」「ところで反応見てるとVAIOを未だにSonyブランドと思ってる人多くて驚いた」「そのうちVAIOがSONYのPC部門だったことも忘れられていくんだろうか」などとさまざまな反応が見受けられた。