女優の松本若菜が主演し、SixTONES・松村北斗と共演する連続ドラマ「西園寺さんは家事をしない」（TBS系）の第4話が30日、放送される。
「ホタルノヒカリ」などを手掛けたひうらさとるさんが「BE・LOVE」（講談社）で連載中の同名コミックが原作のラブコメディー。徹底して家事をしないアプリ制作会社勤務の主人公、西園寺さんこと西園寺一妃（松本）と、年下の訳ありシングルファーザーの楠見俊直（松村）とその娘、ルカ（倉田瑛茉）の風変わりな同居生活を描く。
「西園寺さんは家事をしない」第3話振り返り
火事で住む場所を失った楠見親子を、自宅の賃貸スペースに住まわせるようになった西園寺さん。しかし、異常なほどに気を使う楠見に居心地の悪さを感じ始め、互いに気疲れしない関係になるため「偽家族」になることを思いついた。前例のない試みにワクワクする西園寺さんに対し、楠見は西園寺さんが言う「偽家族」というものがいまいち理解できない。西園寺さんは勢いで押し切り、まずは偽家族を試して検証してみることになった。
そんななか、楠見のもとに亡き妻、瑠衣（松井愛莉）の母、波多野里美（奥貫薫）から連絡が入り、楠見は、瑠衣の一周忌のため、彼女の実家がある静岡・伊豆へと出向いた。しかし楠見は喪服を忘れてしまい、心配した西園寺さんが車で届けてくれたが、その場を里美に見られてしまう。まさかの失態にあきれた里美は、幸せのためにルカを引き取ると主張したが、楠見は自身の苦労を振り返り、自分が育てると拒否した。心配して声を掛けた西園寺さんに、楠見は疲れ果てた様子で「いいんです。（里美は）本当の家族じゃないんで…」と言った。
数日後、里美が西園寺さんの自宅を突然訪ねてきた。楠見と義母の複雑な関係に気づいていた西園寺さんは2人の間を取り持つため、里美を自宅に泊まらせ、バーベキューパーティーを開催。その晩、里美は病気で亡くなった瑠衣のことを西園寺さんに話した。葬式の時、もっと自分がしっかりしていればと何度も頭を下げた楠見に里美は、ついつい酷いことを言ってしまったと深く反省。楠見はずっと物陰でその話を聞いており、翌朝、朝ごはんを用意して家を出ていった里美を追いかけ、「僕は今でも瑠衣が好きです。それはずっと変わらないし、僕も一生忘れることはできません。だから…また会いに来てくれませんか？」「瑠衣のこともルカのことも、また話しましょう。バーベキューでもしながら。家族ですから」と目を潤ませた。これに里美は「あなたがうちに遊びに来なさい。息子なんだから」と返し、「ルカちゃんのこと、頼んだわよ」と笑った。
楠見は、西園寺さんのおかげで里美と関係修復できたことに感謝し、偽家族について「実装してみたいと思った。偽家族、やりましょう」と伝えた。この言葉に思わずはしゃぐ西園寺さん。楠見はじっと見つめ、ドキッとした様子の彼女に体を寄せ、ゆっくりと肩に着いたシールを取ってあげた。自分の勘違いに恥ずかしくなった西園寺さんは、彼女の目をじっと見つめる愛犬リキに「違うよ！ これはそういうんじゃ…」と必死に取り繕った。
第4話あらすじ
楠見の不意の笑顔にドキッとして以来、西園寺さんの感情は大混乱。そんな西園寺さんに対し、幼なじみの宮島陽毬（野呂佳代）と小西洋介（塚本高史）は、「それはもう恋だ」と断言する。
せっかく始まった「偽家族」生活。それなのに、恋愛感情が絡んでしまうとそれは成立しなくなってしまうと考えた西園寺さんは、芽生えてしまった恋心らしきものを全力で駆逐することを決める。しかし、駆逐しようとすればするほど、やたら楠見を意識してしまい挙動不審に。
そんななか、ルカが保育園でトラブルを起こしてしまう。トラブルの原因が「偽家族」にあることを知った西園寺さんは、ルカのお友達とその保護者に自分たちの関係を理解してもらうため、ルカの誕生日パーティーを企画。西園寺さんは苦手な料理やケーキ作りなどの準備に全力投球する。
■番組概要
［タイトル］火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』
［放送日時］毎週火曜よる10：00～10：57