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朝ドラ「虎に翼」爆発寸前の花江ちゃん(森田望智) 視聴者「爆発しても無理はない」「堪忍袋の緒が切れる寸前だ」と心配

iza(イザ!) 2024年7月8日 10時51分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第71話が8日、放送され、ヒロインの義姉、猪爪花江(森田望智)が時折浮かべる表情に多くの視聴者が心配。X(旧ツイッター)には「花江ちゃん」がトレンド入りした。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優、伊藤沙莉が主人公・佐田寅子を演じる。ドラマはこの日から第15週「女房は山の神百日の位?」(第71~75話)が始まり、昭和26(1951)年、寅子は米国での裁判所視察から帰国。帰宅を待つ家族だったが、寅子は職場に立ち寄るためすぐに戻らないと知ると、花江の息子、直治(楠楓馬)が「ギリギリまでのんびりできるしね」と安堵。寅子の娘、優未(竹澤咲子)もうれしそうな顔でリラックスしていて、花江は複雑な表情で子供たちを見つめた。

その夜、寝転がりながら本を読む優未や甥っ子たちに花江が「トラちゃんそろそろ帰ってくるんじゃないかしら」と声をかけると、直人(琉人)たちはすぐに起き上がって勉強を始めた。中学校の教師として働くようになった弟、直明(三山凌輝)は勉強するふりをする必要はないと子供たちに伝えたが、直人は「トラちゃんはこういうのが一番喜ぶんだよ」と返答。そこへ寅子が帰宅すると優未は母の胸に飛び込んで帰国を喜んだ。米国土産をたくさん買ってきた寅子は、花江に美容クリームと英語で書かれた料理の本、子供たちにもお菓子と英語の本を手渡し「はい、どれも面白そうでしょ。たくさん勉強して世界を広げてちょうだい。分からないところは辞書を引くのよ」と伝え、その言葉に家族は困惑した表情を浮かべた。

寅子はなじみの記者、竹中次郎(高橋努)の取材を受けることになり、家族への密着取材を皆の了承もなく決めてきた。取材の日、カメラマンを連れて竹中がやってきたが、花江は写真撮影の場でも笑顔を見せることができずにいた。竹中は、ロールキャベツを作る寅子の慣れない手つきを見て「ふだんしないの? 料理」と指摘。慌てて花江が休日は手伝っていると助け舟を出し「トラちゃんのロールキャベツおいしいから楽しみだわよね? 優未」と取り繕うが、竹中は不思議そうな表情で2人を見つめた。

家族への取材が進むなか、竹中は花江に「あなたにとって佐田寅子さんは?」と質問。すると花江は女学校の頃からの自慢の存在だとし「彼女が頑張っているからこそ、何不自由なく生活できています。ありがとうね」と寅子に感謝を述べた。さらに、亡き父、直言(岡部たかし)から受け継いだ寅子の記事のスクラップを見せると、竹中はその量に驚いた。花江は「家族ですもの。支えて応援するのは当然です。ね?」と子供たちに笑顔を見せると、優未たちも「はい!」と元気よく返事した。

取材が終わり、気疲れした優未は「おなか減ったー。何か食べたーい」と花江に抱きついて甘え、花江はロールキャベツを食べようと提案。子供たちが家の中に入ったあと、寅子が先ほど料理していた炊事場で、ひき肉のついたまま洗い場に放置してあるボウルを目にした花江は、苦々しい表情を浮かべた。

寅子の前でお利口に努めようとする一方で、花江の前ではのびのびとする子供たち。その姿に苦しむ花江の姿にSNSには「モヤモヤな怒りに着火しそう」「爆発しても無理はない」「堪忍袋の緒が切れる寸前だ」と心配。また亡き母、はる(石田ゆり子)の味を守り続ける花江に、寅子が英語のレシピ本を買ってきたシーンに「家事やれって感じがしてイラっとするよね」「さすがに花江ちゃんが気の毒」という声もあった。

一方で、この話題は情報番組「あさイチ」(総合)の“朝ドラ受け”でも触れられ、MCの博多大吉は「われわれもなんやかんや言って、あさイチではお利口さんぶってますよね」と子供たちをフォローした。


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