歌手のGACKTが27日、X(旧ツイッター)を更新。近年相次ぐ救急車への妨害行為に対し、厳しく非難した。SNSでも「理解に苦しむ」「人として悲しい」「怒りがこみ上げた」などと意見が寄せられた。
GACKTは救急車の破壊と隊員への暴力に関する報道にふれ、「救急車への妨害行為を起こす意図がボクには全く理解できない」と断じ、「何のために彼らが働いているのか、何を目的に動いているのかが理解できないのか?それとも単純に妨害することを喜んでいるのか、いずれにせよ理解に苦しむ」と苦言。続けて「日本の医療制度にあぐらをかいたり、くだらないヤツが増えた世の中になった。昔からくだらないヤツはいたが、流石にこれは酷すぎる」と私見をつづった。
東京消防庁の公式Xでは9月20日、「救急隊への妨害行為が発生しています」と訴え、救急車のフロントガラスがクモの巣状に割れた写真を公開。また、「救急隊は1秒でも早く傷病者の方を病院へ搬送するため全力で活動にあたっています。妨害行為には警察への通報など毅然とした対応をとらざるをえなくなりますが、それは私たちの望む活動ではありません」と呼びかけていた。当該ポストは大きな反響を呼び、2700件以上のコメントが寄せられ、リポストも4万を超えた。
GACKTの投稿も注目を集め、「妨害行為をする意味がわからない」「1分1秒が重要なことを理解してほしい」「テレビで見ました。本当に呆れる」「私も救急車に道を譲らない車を目撃しました」「とても悲しく、やるせない気持ちになります」など、ユーザーの間で意見が交わされている。