今年の節分は2月2日。くふう生活者総合研究所の調査によると、6割の人が今年の節分の日程について、誤認していることがわかったという。
これは地球の公転周期と暦の1年にずれが生じることによる。節分は、暦の上で春となる「立春」の前日とされているが、この立春が今年は2月3日となるため、節分も前倒しとなる。こうした暦は、国立天文台の計算をもとに発表。2021年にも124年ぶりに2月2日が節分となったが、今年も4年ぶりの「2月3日でない節分」となる。なお、同様に1984年は2月4日が節分だった。
同社は節分・恵方巻に関する調査を行い、その結果を16日に発表。「2025年の節分が何日か知っていますか」との問いに、60.5%が「2月3日」と回答したという。また、「2月2日」と答えた人は35.0%だった。
一方、今年の節分に「恵方巻を食べる予定」と回答した人は66.3%。3人に2人が食べる予定であり、全国的に節分の風習として定着していることがうかがえた。恵方巻をどのように用意するかをたずねたところ、「スーパーで購入する」(66.7%)が最多で、「手作りする」(17.1%)、「専門店で購入する」(6.7%)、「コンビニで購入する」(6.2%)と続いた。
恵方巻を食べる理由(複数回答)については、回答者の半数以上が「縁起物だから」(67.7%)、「毎年恒例だから」(54.4%)をあげた。また、1本あたりの平均予算は777円で、購入する際にもっとも重視することは「具材の種類」(30.5%)、「おいしさ」(28.1%)、「価格」(27.9%)などと回答が分かれる結果となった。
調査概要
調査テーマ:節分・恵方巻についてのアンケート2025
調査エリア:全国
調査対象者:9631人
(年代内訳/10代0.6%、20代5.4%、30代11.8%、40代20.1%、50代31.2%、60代24.4%、70代以上6.5%)
調査期間:2025年1月8~11日
調査方法:インターネットによる調査