女優の松本若菜が主演し、SixTONES・松村北斗と共演する連続ドラマ「西園寺さんは家事をしない」（TBS系）の第9話予告が27日、放送され、SNSに今後の展開を待ちきれない視聴者のコメントが殺到した。
「ホタルノヒカリ」などを手掛けたひうらさとるさんが「BE・LOVE」（講談社）で連載中の同名コミックが原作のラブコメディー。徹底して家事をしない主人公の西園寺さんこと、西園寺一妃（松本）と、年下の訳ありシングルファーザーの楠見俊直（松村北斗）とその娘、ルカ（倉田瑛茉）の風変わりな同居生活を描く。
第8話振り返り
この日の放送で、西園寺さんと楠見親子が「偽家族」として一緒に生活するなか、西園寺さんが米ニューヨーク出張で出会った橘エリサ（太田莉菜）が、世界進出の秘密兵器として勤務先の「レスQ」にやってきた。エリサは楠見の学生時代の友人で、楠見と亡き妻、瑠衣（松井愛莉）を結びつけた「恩人」でもあった。西園寺さんは「仮彼氏」として交際をスタートさせた人気料理系YouTuber、横井和人（津田健次郎）との関係も順調で、ついに「本彼氏」として付き合うようになった。一方、西園寺さんの「本当は少し好きだった」との言葉を聞いた楠見は新たな感情を自覚し、どこか様子がおかしかった。そんななか、エリサが楠見に米国の有名企業への転職話を持ちかけ、さらに、大切な話があるから週末に2人きりになりたいと彼に急接近。その様子に、西園寺さんは今までにない胸のざわつきを感じた。
そんなとき、西園寺さんを自宅に招いた横井は、彼女が楠見の話を「避けているように見える」と強調。そして、楠見とエリサが渡米するかもしれないと明かした西園寺さんに、そのときは「偽家族としてついて行くんですか？ それとも笑顔で見送るんですか？」と尋ねた。
その頃、エリサは、学生時代の楠見と瑠衣が何年かかっても解くことのできなかった数式が入ったファイルを楠見に手渡していた。そこには、最終的に問題を解くことに成功した瑠衣が記した解き方の手掛かりが添えられていて、瑠衣は、自分が死んでから1年後にこのファイルを楠見に渡すよう、エリサに頼んでいた。生前、瑠衣は数式を解くたびに「数式のほうから『ここは通過点。先に進みなさい』と語りかけてくる」と話していた。ようやく数式を解いた楠見は息を切らしながら帰宅し、「前に進みなさい」という瑠衣のエールに「うれしくて、悲しくて…。西園寺さんとどうしようもなく話したくなった」と涙をこぼした。そんな彼を西園寺さんは何も言わずに抱きしめた。
予告のテロップに視聴者は爆笑！？
その後、本編のあとに流れた次回予告で、自分と別れてほしいという西園寺さんに横井は「拒否します」と返し、彼女を抱き寄せた。さらに、「空気の読めない楠見VSブチギレ西園寺」の文字に重ねて「つまり別れたという意味ですか？」と確認する楠見に西園寺さんは「あーもう、うるさい！」とイラつき、驚いた楠見に娘のルカ（倉田）が「嫌われたよね？」と尋ねるコミカルなシーンが続いた。また西園寺さんが横井に「楠見くんに恋愛感情があります」と告げるシーンもあった。ドラマ公式サイトの次回あらすじには、「西園寺さんと横井さんが結婚するかも」という噂を耳にしてしまった楠見が「KY」な発言と謎行動を繰り返すなどと記されている。
9月3日に放送される第9話を前に、視聴者は「いよいよ本格的な三角関係か！？」「（20日放送の第7話で西園寺さんが）楠見くんに気持ちもう全然無いって言ったのに」「西園寺さんの心の中には、いつも楠見くんとルカちゃんがいるんだよね」「横井さんも報われて欲しいし西園寺さんと楠見くんにもくっついてほしいし複雑な感情」「いいぞ横井。食い下がっていけ」「とにかくぐるぐるさん（横井）が幸せでありますように」「3人の思いの行方が気になる」などと前のめり。また楠見といえば、「人と住むっていいなって思った」と心境の変化を明かした西園寺さんに真顔で「何がいいんですか？」と返すなど、これまでもたびたびKYぶりをさく裂させてきた。そんな楠見のKYがクローズアップされると思われる内容に、「空気の読めない楠見、というワードにキュン死」「空気の読めない楠見←通常運転すぎ」といった反応もあった。
■番組概要
［タイトル］火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』
［放送日時］毎週火曜よる10：00～10：57