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大泉洋、宮藤官九郎と初タッグ! 山田太一さん原作「終りに見た街」が3度目のドラマ化

iza(イザ!) 2024年7月30日 10時47分

俳優の大泉洋が、9月に放送される「テレビ朝日開局65周年記念 ドラマプレミアム『終りに見た街』」で主演を務めることが決定した。脚本は宮藤官九郎さんが手がけ、2人の初タッグが実現。また大泉は今作で初めて同局ドラマの主演を務める。

本作は、昨年死去した山田太一さんの原作で、1982年には故細川俊之さん、2005年には中井貴一の主演でドラマ化。主人公家族が昭和19(1944)年にタイムスリップし、戦時下を生き抜く姿が描かれた。3度目となる今回は、令和の時代に東京郊外で何不自由なくありふれた日常を暮らすテレビ脚本家、田宮太一(大泉)の一家が、ある日突然、太平洋戦争まっただ中の昭和19年6月にタイムスリップ。過酷な戦場下で、太一たち一家は、同じく過去の世界に迷い込んだ太一の父の戦友の甥、小島敏夫とその息子と共に、太平洋戦争の時代をなんとか生き延びようとする。

大泉は、「宮藤さん脚本ドラマに出たいなという思いもあったので、単純にうれしかった」と明かし、「山田太一さんの原作を宮藤さんが脚本にするという、天才同士のコラボとなる作品だったので、どんな作品になるんだろうと楽しみでした」と期待を寄せる。そして「戦争というものをもっとリアルに考えなくてはいけない時代の中で、この作品を通して僕たちが戦争に対してどう考えていくのかということを、改めて突きつけられる部分がある」とアピールした。

また、山田さんのファンを公言する宮藤は本作に対し、「脚本家が主人公ということで、他人事とは思えなかった」とコメント。そのうえで「山田先生の原作の力をお借りして、また新たな作風を手に入れたんじゃないかと手応えを感じています」と語った。

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