NHKは9日、パリ五輪の体操男子団体総合で金メダルを獲得した5人を独占インタビューした「NHKスペシャル『体操男子 選手が語る金メダルの舞台裏』」（仮）を14日午後10時から総合で放送すると発表した。
8日にパリから帰国した5人。その足で、選手やコーチ陣が同局の独占インタビューに応じ、ライバル・中国との息詰まる激戦を振り返った。団体決勝前日に行われたミーティングで、前回の東京五輪で僅差の末に金メダルを逃した悔しさを明かし「もう2位は嫌だ」と訴えたというキャプテン萱和磨。その言葉がきっかけで、選手たちが次々に本音を語り初め、本当の意味でチーム一丸となれたという。そんな秘話の数々が番組で披露される。
団体決勝当日、チームが合い言葉にしていたのは「演技をつなぐ」ということ。全員があきらめずに演技を続け、完璧な着地を決めることで中国を追撃した。そして、逆転をかけた最後の鉄棒では、エースの橋本大輝が着地を確実に止めるために演技の難度を下げることを選択。その狙いが的中して大逆転へつながったと明かしている。
また再放送も18日午前9時から予定されている（高校野球が休養日もしくは雨天中止で試合がない場合）。