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朝ドラ「虎に翼」9月3日第112話あらすじ 竹中(高橋努)の傍聴は雲野(塚地武雅)からの依頼 寅子(伊藤沙莉)が更年期障害に?

iza(イザ!) 2024年9月2日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第111~115話)の第112話が3日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第111話振り返り

昭和34(1959)年11月。寅子の弟、猪爪直明(三山凌輝)とその妻、玲美(菊池和澄)の間に子供が産まれ、猪爪家はますますにぎやかになった。星家では、寅子(伊藤沙莉)が義理の母、百合(余貴美子)の物忘れが激しくなっていることに気づいた。

寅子も担当判事の1人を務める「原爆裁判」は約4年間、27回にも及ぶ準備手続を終えた。争点は、原爆投下が国際法に違反しているか否かと、米国および日本の政府に国民個人が損害賠償を求める権利があるかどうかの2点に整理された。裁判長の汐見圭(平埜生成)は、日米両国の賠償責任を立証するのは困難だが、法廷で議論を尽くそうと力を込めた。

一方、原告代理人である弁護士、雲野六郎(塚地武雅)は、万が一の際の訴訟のサポートを依頼していた山田よね(土居志央梨)と轟太一(戸塚純貴)の事務所を訪ねた。いよいよはじまる口頭弁論に向けて気合いを入れ直していた矢先、雲野は急に卒倒し、そのまま帰らぬ人となってしまった。

寅子は轟からの電話で雲野の訃報を聞かされた。よねは、後で判決に難癖をつけられてはいけないと、葬儀にも自分たちの事務所にも顔を出さないよう寅子に助言した。ショックを受けた寅子を家族が気遣うなか、百合は寝坊して遅れて起きてきた航一の娘、のどか(尾碕真花)の名前を失念。そのことをのどかから指摘された百合は、「まさかやめてちょうだい。人をボケ老人扱いするのは」と笑ってごまかした。

雲野とともに「原爆裁判」の準備を進めていた弁護士、岩居(趙珉和)は、尻込みしていた原告たちを説得して提訴にこぎつけた雲野が亡くなったことで訴訟の継続をあきらめようとしていた。しかし、よねと轟は反対。雲野からの依頼を受けた後、広島と長崎に足を運んで被爆者から話を聞いていた。彼らの苦しみを救わなければならないという使命感に駆られていた2人は、雲野の遺志を引き継ごうと岩居を鼓舞した。

昭和35(1960)年2月。日米安保条約の改定が行われた翌月、「原爆裁判」の第1回口頭弁論が開かれた。岩居が準備手続の結果陳述を進めていると、杖をついた老人が誰もいない傍聴席に入ってきた。それは戦前からの寅子の知り合いの記者、竹中次郎(高橋努)だった。

「虎に翼」第112話あらすじ

「原爆裁判」の口頭弁論を傍聴しにやって来た竹中は、雲野から「裁判の記録を記事にしてほしい」と依頼されていた。

星家では寅子の体調が最近すぐれないのは更年期障害が原因ではないかと指摘される。百合の物忘れも少しずつ深刻になりつつあった。

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