女優の水川あさみが主演を務める連続ドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系、6月28日スタート)のメインビジュアルが22日、解禁された。また番組の主題歌が、シンガー・ソングライターの由薫が歌う「Sunshade」に決まった。
日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真氏が2021年に発表した同名小説が原作で、主人公の新聞記者、道上香苗(水川)が、若き人気政治家の清家一郎(櫻井翔)と、有能な秘書の鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンスだ。
ついにメインビジュアルが解禁! 剥がれ落ちる“仮面”に込められた意味とは…
先に公開されたティザービジュアルでは、清家の顔の中に道上、鈴木、清家がいて、本作が描く“人間の迷宮“を表現。そして、今回公開されたメインビジュアルでは、“仮面”が剥がれ落ちるという斬新なギミックを使い、表に見せている顔がその人の真の姿とは限らない人間の複雑さや面白さ、怖さを表現している。
主題歌は 今作のために書き下ろしたONE OK ROCKのToruとの共作曲
主題歌の「Sunshade」は、作詞は由薫、作曲は人気ロックバンド、ONE OK ROCKのギタリスト、Toruが手掛けた共作曲。「原作の小説の一部から、“日傘”=Sunshade のイメージに惹かれて、『太陽(sun)の影(shade)』ということをテーマに曲にしたいと歌詞を練ってきました。“当たり前“にも終わりがくるかもしれないということ。それを意識することは、後悔なく生きるという大切な“光”に繋がることなのではないか」という由薫の思いが込められている。
<由薫コメント>
「最初お話をいただいたと聞いたとき、あまりにうれしくて、すぐに原作の小説やドラマの脚本を読み込み、まさにマトリョーシカのように何層にも開いていく展開に、一気に飲み込まれました。完璧に見えるあの人の影、正義に突き動かされる主人公に忍び寄る影――。原作の小説の一部から、“日傘“=Sunshadeのイメージに惹かれて、『太陽(sun)の影(shade)』ということをテーマに曲にしたいと歌詞を練ってきました。“当たり前“にも終わりがくるかもしれないということ。それを意識することは、後悔なく生きるという大切な“光”に繋がることなのではないか、そんなことを考えて。この物語がどんなふうに映像となるのか、本当に楽しみです」
■番組概要
[タイトル] 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』
[放送日時]6月28日スタート 毎週金曜よる10:00~10:54