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マック「月見ファミリー」を一足先に試食! 新商品「芳醇ふわとろ月見」「倍チーズ月見」「きなこもちとあんこの月見パイ」など9月4日から登場

iza(イザ!) 2024年8月29日 17時53分

全国のマクドナルドで、9月4日からの期間限定で秋の定番「月見ファミリー」の販売が始まる。今年は史上最多となる全10商品がラインアップされ、その試食会にイザ編集部の記者が参加した。新発売の5種を含む6商品を実食した感想を順に紹介していく。

「チーズ月見」 (単品470円/バリューセット770円税込み、以下同)

1991年に発売された秋の定番「月見バーガー」に、コクのあるチェダーチーズを加えて98年に初登場した「チーズ月見」が今年も登場。店で一つずつ蒸し焼きにしているたまごがプルプルで、一緒に重ねたビーフパティ、スモークベーコン、まろやかなチェダーチーズとの相性は抜群。もちろん濃厚なトマトクリーミーソースがいいアクセントになっている。個人的には、ビーフパティが厚すぎず主張していないことが、全体的にバランスのとれた味わいの良さにつながっていると感じた。

「芳醇ふわとろ月見」(単品520円/バリューセット820円)

簡単に言うと、「チーズ月見」をベースにいくつかのパーツを取り変えたような“改造メニュー”だが、最終的なパッケージは全くの別商品となる。大きな特徴は①スチームされたふわもち食感のバンズ②スクランブルエッグ風フィリングを使用していること。まずバーガーを持った瞬間に、思わず「柔らかっ!」という声が出てしまうほどのバンズのふわもち感を得られた。バンズのふっくらとした黄色いシルエットはまるで満月のようで、噛んでいるうちに弾力が出てくる蒸しパンの食感を楽しめる。スクランブルエッグ風フィリングは最下部に敷かれ、ガーリックのうまみがアクセントになっている。最大の特徴は、バンズとスクランブルエッグ風フィリングにバターを使用していること。食べ終えてもしばらくは口の中にバターの風味が残る。

「倍チーズ月見」(単品570円/バリューセット870円)

17時から一部メニューでパティを倍にできる「倍バーガー」に、マックファンの要望に応える形で「月見ファミリー」が登場。そのなかから、「チーズ月見」 のビーフパティを2枚に増やした「倍チーズ月見」を試食した。基本的なテイストは「チーズ月見」と変わらないが、パティが増えたことで食べた瞬間のインパクトは大幅に増し、ビーフがこれでもかと主張してくる。パティを2枚にするのであれば、もう少しジューシーさがあったほうが口の中にパサパサ感が残らないと感じた。

「きなこもちとあんこの月見パイ」(単品190円)

初登場から6年目を迎えた「月見パイ」が初めてリニューアルされた。ツブ感のあるあんこと、柔らかいもちに、今回はきな粉クリームが追加された。商品開発担当の青木春香氏は「3つのフィリングをパイに包むのは味のバランスや工程など難易度が高いのですが、新しいパイを味わっていただきたいという思いから、何度も味のバランスを調整するなど試作を重ねました」と説明。あんこもちときな粉もちを一度に味わうことのできる商品に仕上がっている。ひとくち目からきな粉のアピールが強いが、あんこの存在感もしっかりとあり、サクサクのパイ生地との相性もバッチリ。個人的にはこれがこの日の優勝メニューで、おいしすぎて一気に完食してしまった。

「月見マックシェイク カスタードプリン味」(単品Sサイズ190円、Mサイズ260円/バリューセット価格Mサイズ+50円)

コクのあるカスタードの風味とカラメルの味わいをマッチさせた新商品。シェイクなので味わいは非常に濃厚だが、けっして甘すぎず、スッキリと飲みやすい印象。飲んだ瞬間に口の中にカスタードの風味が広がる。カラメルは苦味が抑えられていて、ほのかに香ばしい。

「チキンマックナゲット 柚子七味タルタルソース」(単品40円)

こちらも新発売の、月見の季節を感じられるナゲット用のソース。タルタルのマイルドな味わいの中に、爽やかな柚子と七味の風味がアクセントを加える。とくに柚子の存在感が強い印象だ。細かく刻まれたピクルスの具材感もアピールポイントのようだが、自分にはあまり感じられなかった。

「月見ファミリー」は、春夏秋冬それぞれの季節に合わせた期間限定バーガーの第1弾として1991年に登場。最初は秋の定番「月見バーガー」1商品からスタートした。

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