タレントの小堺一機が6日に生放送された朝のバラエティー番組「ラヴィット!」(TBS系)にゲスト出演。その企画で、自身がかつて司会を務めた「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ系)の「サイコロトーク」が再現された。X(旧ツイッター)では「小堺さん」「サイコロトーク」「ごきげんよう」などの関連ワードがトレンドに入り、当時を知る視聴者を中心にSNSが盛り上がった。
この日は、憧れの小堺に会いたいというさらば青春の光・東ブクロの要望を受け、スタジオに小堺本人が登場。小堺といえば、前身番組「ライオンのいただきます」から2016年3月に終了した「ライオンのごきげんよう」まで31年6カ月にわたって昼のトーク番組でMCを務めてきた。「ごきげんよう」では、ゲストがサイコロを振って出た目に書かれたテーマについて即興で話す「サイコロトーク」が大人気となった。
スタジオでは「ラヴィット!のごきげんよう」と題して「サイコロトーク」を再現。本家は3組のゲストがトークを繰り広げたが、この日はレギュラー陣ら11人がサイコロを振ってトークを展開した。当時のように、サイコロを振るときに軽快な「何が出るかな~」のBGMが流れたり、ゲストがおやつを自分で運びながら席替えする演出も。また、トークテーマが被った際に小堺とスタジオ観覧者が「パート2!」と掛け合うなど、懐かしの光景が見られた。終盤では、見取り図・盛山晋太郎が「当たり目」を出し、なぜかビリビリイスを食らう展開に。MCの小堺も自らサイコロを振って初めてトークをすることになり、緊張しながら「これならビリビリイスのほうが良かったな…」とつぶやき、出演者たちを笑わせた。
フジテレビで放送された長寿番組をTBSの生放送で再現するという「ラヴィット!」らしい展開に、多くの視聴者が反応。SNSには「ごきげんようがTBSで完全再現」「TBSで『ごきげんよう』やってるのは、意味不明過ぎて」「ご覧のチャンネルはTBSテレビです」「おやつを持ちながら席替えタイムするの懐かしいー!」「そうそう席替えの曲はらんまの曲だった」「パート2なつい」「当たり目はビリビリイスw」「小堺さんめちゃくちゃ元気そうにサイコロ振ってたw」など、さまざまなコメントが寄せられた。
また、「ライオンのごきげんよう」は日用品メーカー「LION」の一社提供で、この日もCMに入る際に「LION」のロゴにかぶせて「今日を愛するLIONがお送りします」というアナウンスが入る演出も再現された。Xには「もちろん提供はLIONさんです」「提供LIONは完全にごきげんようなのよ(笑)」という声も届いた。