タレントのゆりやんレトリィバァが、2023年4月14日の放送回から出演してきた「探偵！ナイトスクープ」（ABCテレビ、金曜午後11時17分）を卒業することが決まった。9月6日の放送回が最後の出演となる。ゆりやんは番組史上6人目の女性探偵として番組に出演。体を張った持ちギャグも駆使しながら活躍していた。
「アメリカでお笑い芸人として売れたくて、ハリウッドスターになりたくて」という理由で渡米するゆりやん。この日の顧問は、3回目の出演となる俳優の溝端淳平が担当する。桂二葉局長代理から、今回がゆりやん探偵の卒業回だと発表されると、観覧席からは「ええっー！」という大きなどよめき。溝端が「ほんとに悲しいですよ。さみしい」と言えば、ゆりやんは照れ隠しか、いつものように「ほっとけ！」とツッコミを炸裂させる。続けて「でも、いつも仲良くしてくれて…」と言われた溝端は「こちらこそです。この場でしか、ゆりやんさんと会う機会はないんですけど、スタッフさんも普段から大親友かのように思ってらっしゃって、ゆりやんさんへの熱い思いをお願いしますと言われました。それぐらい、ファンでもあるので、すごくさみしいです」と心の内を明かした。
エンディングでは、「勝手なことなんですけど、ハリウッドスターになるためにアメリカに行くことを決めました。ずっと夢だった『探偵！ナイトスクープ』の探偵になることをかなえていただいて、私は夢を見てるのではないかと、まだ思っています。それもこれも、皆さまが応援してくださって受け入れてくれたから。おかげで、探偵の皆さんもいつも本当に優しくて…優しかったです。こんな伝説の番組に皆さんとご一緒させていただけたことを、非常にありがたく思います。私が本当にちゃんと探偵をできていたかは分かりませんが、チェックしてみたいと思います」とあいさつ。すると、いきなりピンポンボタンを手に、体中をチェックし始める。
最後には、同時期に女性探偵として就任した桂二葉から花束が贈られた。二葉が涙声で「楽屋が一緒で。だからメチャさみしい。いつも楽屋でオナラしてはったから」と暴露すると、ゆりやんは番組最後の一発を「ぶー」とお見舞いし、明るく番組を旅立った。