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85歳素人主演の映画「米寿の伝言」5月10日に公開 「激レアさん」紹介された話題作

iza(イザ!) 2025年2月11日 10時0分

81歳の素人による主演で公演された舞台を映画化した「劇場版 米寿の伝言」が、5月10日から池袋シネマ・ロサ(豊島区)などで公開されることが決定した。公開中の5月15日には、主演を務めた西本匡克さんが実際に米寿(88歳)を迎える。

舞台は、演劇の道に進みたかった元教師である父の夢をかなえるべく、娘の浩子さんがプロデューサーを務め、俳優の息子2人(健太朗、銀二郎)たちに声をかけ、西本家の挑戦がスタートした。大阪で約600人、東京でも1000人超を動員し、完売回が続出するほど好評を博した。

映画は、匡克さんが85歳である2023年に制作された。クラウドファンディングなどにより500万円が支援され、舞台での脚本を基に、死んだ祖父と孫の中身が入れ替わる家族の奮闘と絆を描いた。また、その制作経緯がバラエティー番組「激レアさんを連れてきた。」(テレビ朝日)で紹介され、話題となった。

「劇場版 米寿の伝言」あらすじ

変わり者の発明家である祖父・米蔵(西本匡克)が、米寿を目前に他界。孫兄弟のキョウヘイ(健太朗)とキッペイ(銀二郎)が祖父の遺品である発明品を整理していると、発明品が誤作動し、棺桶の中の祖父と弟の中身が入れ替わった。残された家族たちが米蔵との再会に喜ぶのも束の間、発明品は故障して元に戻せなくなってしまった。果たして兄は、弟を救えるのか? そして祖父との2度目のお別れの行方は…。

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