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「あの子の子ども」9月3日OA第10話あらすじ 福(桜田ひより)は妊娠を矢沢(茅島みずき)や担任(橋本淳)に伝えようとするが…

iza(イザ!) 2024年9月2日 14時29分

女優の桜田ひよりが主演を務める連続ドラマ「あの子の子ども」(カンテレ・フジテレビ系、火曜後11・0)の第10話が3日に放送される。

第47回講談社漫画賞・少女部門(2023年度)を受賞した蒼井まもるさんの同名少女漫画が原作の連ドラ。「高校生の妊娠」をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップル、川上福(桜田)と月島宝(細田佳央太)を描く。

「あの子の子ども」第9話振り返り

福の妊娠がわかり、宝はそれぞれの母親にその事実を報告。両家で話し合いが行われ、「中絶したくないと思っている」という福に、宝はさまざまな選択肢があることを教えた。そんななか、福の妊娠を知った父、慶(野間口徹)が海外出張から帰国。慶は長男の幸(野村康太)に事前にリサーチし、宝のことを聞いていた。

ある日、福が帰宅すると、自宅に穏やかな笑みを浮かべる慶と、母親の晴美(石田ひかり)、そして宝と彼の母の直実(美村里江)がいた。慶は高校生の2人を叱るでもなく、ただ優しく、福に今の気持ちを問いかけた。福は覚悟を決めて「産みたい」と答えた。緊迫する空気のなか、慶は「そういう子なんですよ、昔から」と理解を示し、「いいよ。産みなさい」と伝えた。しかし、2人がまだ高校生であることを理由に、子供を養っていくことはできないと諭し、子供を特別養子縁組に出すと話そうとする宝に、法律上は禁止されていないが、家裁に認められた判例はないと言及した。意味が分からず混乱する宝に、慶は「特別養子縁組だよ。私たちと君たちの子と」と語りかけ、「ただ、養子縁組なら大丈夫らしい」と教えた。慶は、生まれてくる子供を福の弟か妹として不自由なく自分たちが育てると主張。そのうえで宝に「今日をもって娘とは別れてもらう」と宣告した。

慶の考えに、晴美と直実は怒り心頭で、夫婦でありながら何の相談も受けていなかった晴美は慶と離婚し、自身が子供の親権を代行すると主張した。追い込まれた慶は、自分か宝のどちらかを選ぶよう福に指示したが、福は迷った末に「宝」と返答。激怒した慶は、家から出ていくよう命令し、宝の前で「彼は無傷で逃げられるんだよ、いつでもお前から」と言い放った。この言葉に、逃げて欲しいが、息子は絶対に逃げない、自分がそんな子供に育ててしまったとぶつける直実。川上家を出て行った直実を宝と直美が追いかけるなか、慶はひとりうなだれた。結局この日、結論は出なかった。

「あの子の子ども」第10話あらすじ

川上家からの帰り道、宝は直実に「(駅伝出場は)俺の夢じゃない」と本音をこぼすが、直実の気持ちを思うといたたまれなくなり、その場から立ち去る。するとそこへ、宝の様子がおかしいことに気づいた陸上部のライバル、笹部隼人(前田旺志郎)から電話が入る。誘われるがまま隼人の家を訪れた宝は、相変わらずにぎやかで笑いが絶えない一家で一緒に夕食を食べる。その後、隼人から愛情を注いで自分を育ててくれた両親との話を聞くが、そこには宝も知らない事実があった。

そのころ福は、夕食の席でもう一度、慶に「2人で頑張りたい」と自分の気持ちを伝えるが、慶は福の顔を見ようともしない。そんな父とは対照的に、晴美がなぜ離婚を切り出してまで、自分たちを信じてくれるのかという理由を尋ねると、晴美は自分の過去を打ち明けたうえで「元気で生きててくれればそれでいい」と伝える。福はその言葉に隠された母の真意を知る。

学校では、合唱祭で歌う曲が決まる。担任の沖田侑斗(橋本淳)が用意した楽譜を見て、思わず親友の矢沢望(茅島みずき)のほうを振り返る福。それは2人にとって思い出の曲で、矢沢が大好きな歌だった。それまで合唱祭への参加をかたくなに拒んでいた矢沢は、福が一緒ならと参加を前向きに考え始める。福も妊娠したことを矢沢や沖田に伝えようとするが…。

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