俳優の水谷豊が主演する刑事ドラマ「相棒 season23」(テレビ朝日、水曜後9・0)の第3話が30日、放送される。
天才警部、杉下右京(水谷)と相棒刑事による特命係コンビの活躍を描く。相棒役は初代相棒で、「season21」から5代目相棒として帰ってきた亀山薫役の寺脇康文で、“黄金コンビ”が通算10シーズン目という節目を迎える。
第3話「楽園」あらすじ
右京は、携帯の電波さえ届かない、山奥のペンションにいた。宿泊客は、小説家の岸(ふせえり)とお付きの編集者など、右京を含めて7人ほど。思い思いに過ごしている様子を見る限り、いずれもくせ者揃いのようだ。一方、オーナーの樫村(福士誠治)は、黙々と仕事をこなす誠実な人物の様子。ただ、その表情にはどこか陰があった。
同じ頃、温泉宿で休暇を満喫中の薫は、妻の美和子(鈴木砂羽)に促され、気になる映像を目にしていた。たまたま撮られたと思われるその映像には、ビルから転落する男と共に、右京らしき人物の姿が映っていた。
翌朝、残りの休日を返上して出勤した薫は、自分の留守中、右京が違法薬物の摘発を手伝っていたと聞く。その捜査過程で浮上した怪しい人物の自宅を訪れると、男はすでに不審死を遂げていたという。そんななか、右京が滞在中のペンションでは、不穏な出来事が次々に起きて…。