深夜に猫を探すという奇妙なアルバイトの募集をきっかけに、愛猫家らがX(ツイッター)に自慢の写真や動画を投稿するという、ほのぼのしたブームが起きている。
9日ごろ、空き時間に単発のアルバイトをするスポットワーク仲介大手の「Timee(タイミー)」に、深夜に猫を探すという仕事があると話題を呼んだ。指定されたルートを通って猫がいた地点を調べ、地図に印をつけるだけだという。報酬は3時間程度で7500円。
Xでは「猫とはレクサスや高級車の隠語だ」「監視カメラのことかもしれない」などのコメントが飛び交い、求人元の出した募集条件に携帯電話を預かることがあったため「盗みに入る家を探させる闇バイトではないか」と疑いの目が向けられた。結局、「深夜猫探し」の求人情報は現在削除されている。
この騒動を受けて「猫=レクサス」という隠語を面白がったXのユーザーらが「うちのレクサスは虫取り係になってる」「うちの自慢のレクサス2台見て」「レクサスの集会最高でした」「うちのレクサス、バックに入れて持ち運べるのよ」などとかわいい猫の写真や動画を大量に投稿。ハッシュタグ「#うちのレクサス」をつけて愛猫を自慢することが流行した。
不可解なアルバイトの話題が一転して“愛猫自慢大会”になったことに「こういう世界を望んでいるんだよ!」と書き込む人もいた。