米大リーグ、ドジャースは30日（日本時間31日）、敵地で行われたワールドシリーズ（WS）第5戦でヤンキースを7-6で下し、対戦成績4勝1敗で4年ぶり8度目のWS制覇。大谷翔平投手はメジャー移籍7年目で、悲願の世界一を手にした。
大谷は26日（同27日）に行われた第2戦で二盗を試みた際に左肩を亜脱臼したが、この日も「1番・DH」で出場。八回1死一、三塁の好機にバットがヤンキース捕手ウェルズのミットに当たり、打撃妨害で出塁した。チームはその直後、2番ベッツの犠飛で勝ち越しに成功。八回はトライネン、九回はビューラーがヤンキース打線を抑え、1点差で逃げ切った。
大谷自身は4打数無安打だったが、一打勝ち越しの場面で起きた“珍事”にもSNSが注目。「ワールドシリーズの一打逆転世界一の場面に打撃妨害を盛り込んでくる漫画、間違いなく作者は水島新司」「結果的にチャンスメイク！」「勝ち越しのチャンスで回ってきた大谷の打席、『打撃妨害』と予想できた人マジで0人説」「このままだと敗因が大谷への打撃妨害になるの草」「打撃妨害って何があったんだ！！早く帰って映像見たい」などとコメントが殺到し、「打撃妨害」が一時トレンド入りした。