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「笑うマトリョーシカ」7月12日OA第3話あらすじ 道上(水川あさみ)は清家(櫻井翔)らに関する驚きの事実に直面

iza(イザ!) 2024年7月10日 13時0分

女優の水川あさみが主演を務める連続ドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系)の第3話が12日、放送される。

日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真氏が2021年に発表した同名小説が原作で、主人公の新聞記者、道上香苗(水川)が、若き人気政治家、清家一郎(櫻井翔)と、有能な秘書、鈴木俊哉(玉山鉄二)を取り巻く黒い闇を追うヒューマン政治サスペンス。

「笑うマトリョーシカ」第2話振り返り

道上は、かつて社会部敏腕記者だった父、兼高(渡辺いっけい)の交通事故死が、彼が現首相と閣僚らの関与も指摘していた贈収賄事件「BG株事件」を闇に葬りたい鈴木によって仕組まれたものではないか、さらに清家は鈴木に裏で操られており、助けを求めて自分に近づいてきたのではないかと考えた。道上が清家のもとを訪れようとした矢先、自分の部屋に何者かが侵入。BG株事件に関する兼高の資料や取材ノートのみが盗まれ、道上はますます鈴木に対する疑惑を深めていった。そんななか、道上は、清家が刊行した自叙伝「悲願」で彼がかつて私設秘書を務めていた代議士、武智和宏(小木茂光)もまた、兼高と同じく不慮の交通事故で命を落としていたことを知った。おまけに武智の死後、清家は彼の地盤を引き継ぎ、27歳の若さで初当選していた。

ある日、清家は道上をなじみの日本料理店に呼び出した。そこは、清家と鈴木の高校時代の同級生であり、現在は清家の後援会長を務める佐々木光一(渡辺大)が経営する店。そこで、清家が道上に取材許可を与えていることを知った佐々木は、ある謎の女性に電話し、道上の名前や東都新聞の記者であることを伝えた。

後日、愛媛県松山市で武智の事件について取材した道上は、帰京して清家に会いに行き、兼高と武智の事故には類似性があることや、どちらも鈴木の周りで起きていることは偶然ではないと訴えたうえで、知っていることを話してほしいと懇願。ちょうどそのとき、清家の電話に、鈴木が車にひかれて大ケガを追ったとの連絡が入った。もし鈴木が狙われたとしたら、一体誰が…。道上は頭を悩ませた。

道上は、「悲願」と、清家が学生時代に書いたと思われる論文の文体がまったく異なることが気になっていた。その論文は、ヒトラーと、彼を裏で操っていたとされるハヌッセンの関係を考察したもので、当時の担当教授はその論文について、清家が3年生の頃に書いたと話した。それはハヌッセンを肯定する内容だったが、同じテーマで書いた卒論は一転、ハヌッセンを批判していた。「悲願」には、仮名で登場する清家の当時の恋人、美恵子(田辺桃子)との出会いは3年生の時だったと記されており、道上から質問された担当教授は「清家くんを尻に敷いているような感じの子でした」と回想し、清家の考えが変わったのは彼女の影響かもしれないと述べた。

「悲願」によると当時21歳だった美恵子は、ジャニス・ジョプリンら一世を風靡した著名人が27歳のときに亡くなったことから、自分たちにもあと6年しか残されてないかもしれないなどと『27歳』へのこだわりが強かった。清家も彼女をキッカケにその年齢を意識するようになり、27歳で初めて議員バッジをつけたのは偶然ではないと本に記していた。その本でハヌッセンがヒトラーに暗殺されたのは43歳の時だったと知り、大ケガを負った現在の鈴木が同じであることに気づいた道上は、取材ノートを確かめながら、武智と父、兼高の事故、そして今回の鈴木の事故もすべて美恵子の仕業ではと考え始めた。

第3話あらすじ

道上は、清家を裏で操っているのは美恵子だと考え、清家に話を聞こうと試みるも、逆に今後一切の取材を拒否すると宣告されてしまった。そこで道上は清家の当時の同窓生を取材し、美恵子とされていた女性の名前が“三好美和子”であること、さらに出身大学や将来の夢など、彼女を探すためのヒントを得ることに成功する。

同じ頃、鈴木も、入院中のベッドで美和子のことを思い出していた。そして道上は、さらに大学時代の清家や鈴木、そして美和子の情報を得るため、清家が師事していた武智の元政策担当秘書、藤田(国広富之)のもとを訪れる。するとそこで、さらなる驚くべき事実に直面する。

■番組概要

[タイトル] 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』

[放送日時]毎週金曜よる10:00~10:54

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