Infoseek 楽天

朝ドラ「虎に翼」寅子(伊藤沙莉)を諫める優未ちゃん(毎田暖乃) SNS「優三さんに見えた」「気苦労が絶えない」

iza(イザ!) 2024年8月26日 10時33分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第106話が26日、放送され、気になったことを口にしまうヒロイン、佐田寅子(伊藤沙莉)に助言する娘の優未(毎田暖乃)の姿に多くの視聴者から反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子を演じている。ドラマはこの日から第22週「女房に惚れてお家繁盛?」(第106~110話)がスタート。昭和31(1956)年の春、星航一(岡田将生)と「夫婦のようなもの」になることを決めた寅子は娘の優未(毎田暖乃)の中学入学を機に星家で暮らし始めた。

この日の放送では、ある朝、寅子が台所に顔を出すと百合と優未が朝食を準備していた。寅子たちがそのまま支度を続けていると、航一と、2人の子供、朋一(井上祐貴)とのどか(尾碕真花)が起きてきて、朋一は朝食に和食、のどかは洋食を希望した。当たり前のように毎朝和洋2種類の食事を用意している百合に疑問を覚えた寅子は「もしご家族が全員パンがいいと言った場合、用意していたおみそ汁やごはんはどうなるんですか?」と質問すると、百合は残ったものは自分が昼食や夕食に食べると返答した。なおも納得いかない寅子を優未は「そりゃ『はて?』だよ」と母の気持ちに寄り添いつつも、気になることはもっと仲良くなってから指摘すべきだと助言した。

仕事を終えた寅子と航一が帰宅すると、優未と食事中だった百合が2人の夕飯の支度をするために自分の食事を中断しようとした。寅子たちは、自分たちでやるからそのまま食事を続けるよう話しているところに朋一が帰ってきた。百合は朋一の夕飯も用意していたが、朋一は外で済ませてきたと伝え、風呂に入りたいから沸かしてほしいと要望。さらに弁当のきんぴらごぼうの味付けに注文を付けた朋一に困惑した寅子の姿に優未は思わず両手で頬を覆った。意を決した寅子は「外で夕飯を食べてくる時はなるべく先にお伝えした方がいいかもしれない。お風呂の準備も、ごはんを食べている百合さんではなくて自分でやるとか、お弁当の文句を言ったりするのもね…」と改善するようにやんわり提案。朋一は、寅子と優未が「家族のようなものになること」を受け入れたとはいえ、それ以上は望まないでほしいと反発した。2人のやり取りを聞いていたのどかからの叱責もあって、朋一は非を認めて寅子に謝罪。朋一ものどかも自分の部屋に戻ったが、優未は、かつて自身も連絡せずに外で夕食を済ませて帰ってくることもあったではないかと寅子に指摘。寅子も自分のことを棚に上げていたと反省した。

思ったことを口にしてしまう寅子を諫める優未にX(旧ツイッター)には「優三さん的な立ち位置」「優三さんに見えた」「立ち回りのうまさがすごい、さすが優三さんの子」と優未の亡き父、佐田優三(仲野太賀)を思い出す人が続出。優三は、寅子が怒りの収まらないときに「トラちゃん、深呼吸」となだめ、落ち着かせることがたびたびあった。

また両手で頬を覆う姿には「気苦労が絶えない」「仕草や表情が物語っている」「一番大人」と星家での優未の暮らしを心配する人や「どちらが親かわからない」「誰よりも大人でフラット」といったポストも見受けられた。



この記事の関連ニュース