小池栄子と仲野太賀がダブル主演する連続ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系、水曜後10・0)の第9話が28日に放送される。
宮藤官九郎さんによる完全オリジナル脚本の連ドラで、東洋一の歓楽街、東京・歌舞伎町にたたずむ「聖まごころ病院」を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図を描く。
「新宿野戦病院」第9話あらすじ
歌舞伎町交番に勤務する警察官の岡本勇太(濱田岳)は、ラブホテルで半裸の状態で目が覚める。そこには誰もいなかったが、NPO法人「Not Alone 」で働く南舞(橋本愛)のエプロンが置かれており、岡本は焦る。一方、聖まごころ病院では、元米国軍医のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)や美容皮膚科医の高峰享(仲野)たちによって生きる希望が湧いてきた看護師長、堀井しのぶ(塚地武雅)の母、房江(藤田弓子)がホームヘルパーの甲斐(後藤剛範)と共に退院していく。
その頃、南との関係に複雑な感情を抱えている岡本は、享に何か自分のことを聞いていないか探るが、南とすでに付き合っている気でいる享は、何も状況がわかっていない。岡本はラブホテルのことや今後のことを相談するべく、南と話す場を作るが、南は享とも岡本とも付き合うつもりはないと言って出て行ってしまい、なんとも言えない感情が岡本を襲う。
そんななか、米国のケーブルテレビが聖まごころ病院の取材に来る。そういう日に限って何も起こらず、院長の高峰啓介(柄本明)は、当直の医師が、運ばれて来た患者さんの症状や治療方法を報告し、意見交換し合うカンファレンスを提案。各医師たちの情報共有を行うが…。