Infoseek 楽天

日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」最終回に賛辞殺到!「大号泣」「ロス休暇をくれ」「どうしたらこんな脚本書けるんや」

iza(イザ!) 2024年12月23日 12時0分

俳優の神木隆之介が主演する連続ドラマ「日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』」(TBS系)の第9話(最終回)が22日、放送され、70年を超える壮大なドラマの感動的な結着と見事な伏線回収に多くの視聴者が号泣。放送後のSNSには賛辞や「ロス」を訴える声など、多くの反響が寄せられた。

1955年からの石炭産業で躍進した長崎・端島(通称・軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の壮大な物語。完全オリジナルストーリーで、戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語が描かれてきた。脚本を野木亜紀子さん、監督を塚原あゆ子さん、新井順子さんがプロデュースを担当。神木が端島の炭鉱員の家で生まれ育った鉄平と、現代の東京に生きるホストの玲央の一人二役に挑んだ。

最終回で玲央は、IKEGAYAの社長を務めるいづみ(=池ケ谷朝子、宮本信子)から、朝子と秘密の交際を続けていた鉄平が突如、義姉のリナ(池田エライザ)と駆け落ちをしたきり消息を絶ったと告げられた。さらにいづみは、2人が消えた「あの夜」のことを語り始めた。それは1965年のある日のこと。朝子は鉄平から「話がある」と呼び出されていたが、約束の夜、仕事を終えた朝子のもとに、鉄平は姿を見せず、そのまま帰ってこなかったという。しかしその後、いづみの秘書を務める澤田(酒向芳)が、鉄平が当時書き残した日記の一部を隠し持っていたことが判明。さらに澤田は、自分が鉄平の亡き兄、進平(斎藤工)とリナの間に生まれた息子、誠であると明かし、いづみらを驚かせた。いづみが緊張しながら読んだその日記には、鉄平がリナ親子と端島を離れたときのことが記してあった。

当時、鉄平は、ヤクザ者に追われていたリナを守るため、誠も連れて小舟で夜明け前の端島から脱出し、その後は一人で全国を転々とした。そんななかでも、朝子にプロポーズするときに渡すつもりだった手作りの花瓶を常に持ち歩いていた。それは、朝子がかねてダイヤモンドよりも欲しいと言っていたギヤマンのガラス細工だった。

再び長崎を訪れた玲央といづみは、すっかり廃虚と化した端島に上陸。船長の粋な計らいで本来なら立ち入り禁止区域の端島銀座を訪れたいづみに船長は、10年以上前にかつて炭鉱の外勤を務めていたという男性が「ダイヤモンド(=ギヤマン)」を建物の上層階に置きに行ったという話を伝えた。この言葉にハッとして上層へと伸びる建物に向かって歩き出したいづみを、玲央は「危ない!」と必死に止めた。

その後、船長から乗船名簿にあった鉄平の住所を聞き、野母崎にある一軒家を訪ねたいづみは、そこが、遺産を残す家族がいなかった鉄平が長崎市に寄贈した家であり、現在は老人たちの寄り合い所になっていることや、鉄平が8年前に亡くなっていたことを知った。そして、外に開け放たれた居間に通されたいづみは、眼前に広がる海岸線の景色に目を奪われた。鉄平がいつも眺めていたという海には端島が浮かび、その手前には庭一面に咲くコスモスが風に揺れていた。コスモスは、かつて鉄平から告白された朝子が「お婿さんになる人と一緒に植えたい」と伝えていた花だった。この景色にいづみは自分の胸に手を当て、「誰もいなくなってしまったけれど、あるわ、ここに。私の中に、みんな眠ってる」とつぶやき、端島で過ごした幸せな日々に思いを馳せた。心の中で若かりし日の朝子と向き合い、「私の人生、どがんでしたかね?」と尋ねる朝子に「きばって生きたわよ」と語るいづみ。そこへ鉄平が現れ、座って待っていたあの日の朝子にコスモスの花を差し出し、「結婚してください」と“幻のプロポーズ”。朝子は涙を流しながら笑顔で「はい」と答えた。

2時間スペシャルとして放送された最終回は、鉄平が突然姿を消した「あの夜」の真相や、彼が抱き続けた朝子への本当の思いなどさまざまな謎が次々と明かされて幕を閉じた。放送後のX(旧ツイッター)のトレンドには、「コスモス」「鉄平の人生」「ギヤマン」「サワダージ」などのワードがズラリ。壮大な愛の物語に圧倒された視聴者からは、「ずっと朝子一筋だったんだ」「会いたかったよね…ずっとずっと想っていたんだもん」「鉄平と朝子が会えなかったのが辛すぎるよ」「胸が苦しい」「荒廃した端島の中に置かれた『ギヤマン』が映った時、泣けた」「最後の最後までだれとも恋愛せず端島が見える場所にコスモスを植える鉄平で大泣き」「朝子を想って過ごしてたとか死ぬほど泣くやん」といった声が続々と寄せられた。

さまざまな事情に翻弄された鉄平の生涯に同情するコメントも少なくなく、「鉄平の人生が切ない」「逃げ回る人生って…鉄平が不憫すぎる」「鉄平も朝子も巻き込み事故だったの辛い」「鉄平がちゃんと端島に帰ってきてたのなんかすごいうれしくなった」「最後は鉄平プロポーズができて朝子も返事ができた せめてもの救いでした」「いづみさんの妄想の中で鉄平が朝子にプロポーズ。みんなが見たかったこの瞬間を最後に観れて大号泣」といった反応も寄せられた。また、「2024年を締めくくる最高なドラマだった!」「仕事なんてでけへん うみねむロス休暇をくれ」「うみねむロスがすごい」「ほんと野木さん天才すぎる」「どうしたらこんな脚本書けるんや」などと、ドラマへの賛辞や喪失感を書き込むファンも目立った。

■番組概要

[タイトル] 日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』

[公式サイト]https://www.tbs.co.jp/umininemuru_diamond_tbs/

[公式 X]@umininemuru_tbs

[公式 Instagram]umininemuru_tbs

[公式 TikTok]@umininemuru_tbs

配信

[TVer] https://tver.jp/episodes/epg0z81t2u

[UNEXT] https://video.unext.jp/?td=SID0159027&feid=JFETMAN0010

この記事の関連ニュース