Infoseek 楽天

朝ドラ「虎に翼」直明(三山凌輝)の恋人、玲美(菊池和澄)登場で「直明の彼女」トレンド入り「サイコパス美佐江(片岡凜)じゃなくてよかった」との声も

iza(イザ!) 2024年8月15日 10時20分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第99話が15日、放送され、ヒロインの弟、猪爪直明(三山凌輝)の恋人、田沼玲美(菊池和澄)が登場して、ネットにさまざまな反響が寄せられ、X(旧ツイッター)で「直明の彼女」がトレンド入りした。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子を演じている。ドラマは第20週「稼ぎに操り女?」(第96~100話)が放送されており、交際中の恋人と結婚後に実家で家族と同居したいと望む直明と、母親代わりでもある義姉の花江(森田望智)の意見が対立して、猪爪家の中には気まずい空気が流れている。直明は戦時中、岡山の寄宿学校で実家の家族の安否を気にしながら不安な日々を過ごした経験から、皆と離れて暮らすことを怖がる一方で、花江は、自身が姑のはる(石田ゆり子)との関係に悩んだ苦い経験から、直明の結婚相手に同じような思いをさせたくないと同居に強く反対していた。この日の放送で、どちらの意見も理解でき、冷静に見ることができないと考えた寅子は自身の交際相手である星航一(岡田将生)と相談し、彼が猪爪家にあいさつがてら遊びに来る日に、直明の彼女にも来てもらって、航一の客観的な立場から意見をもらおうと作戦を立てた。

当日、寅子が航一に家族を紹介しているところに、打ち合わせどおり直明が玲美を連れて帰宅。寝耳に水の花江は困惑したが、息子たちからの後押しもあって久しぶりの「家族裁判」が始まった。玲美は直明の大学時代からの知り合いで、家庭裁判所設立準備の追い込みの時、猪爪家の面々とともに手伝いに来ていた直明の大学の仲間の1人だった。互いに教師となり、3年近く前に再会して問題児を抱えて悩んでいる直明をサポートするなかで親しくなっていったと自らなれそめを説明した。そして花江に、同居させたくないのは直明との結婚が気に入らないからかとはっきり問うた。花江は自分の経験を踏まえ、夫婦は2人だけで所帯を持つべきで、特に最初は嫁と姑は同居しないほうがいいと持論を展開。玲美からは直明の母親ではないのではないかと指摘されたものの、義理の姉であり母親代わりだと反論した。直明は、親代わりである花江と寅子にこれから恩返しをしていきたいと主張。玲美は、航一から猪爪家への同居をどう考えているかと尋ねられ、花江からも本音で話してほしいと言われると、自分は是が非でも結婚したいわけではないと切り出し、皆を唖然とさせたところでドラマは締めくくられた。

誰に対しても物おじせず、はきはきと率直に意見を述べる玲美に、多くの視聴者が反応。SNSには「ついに直明の彼女登場」「玲美さんつおい(汗)」「めちゃくちゃはっきり言うタイプ」「寅ちゃんを越えるつよキャラの予感」といったコメントがずらりと並んだ。直明の交際相手をめぐっては、寅子が新潟地家裁三条支部に勤務していたころに知り合ったミステリアスな美少女で、東大に合格して上京してきているはずの森口美佐江(片岡凜)なのではないかと以前話題になったこともあった。美佐江は近づく人間に赤い腕飾りを贈り、「私の特別」と吹き込んで片っ端から虜にしては、犯罪行為や非行をけしかけていると見られるサイコパス的人物で、素直な好青年の直明が彼女の“餌食”にされてしまうのではないかという不穏な予想が外れたため、「彼女、サイコパス美佐江じゃなくてよかったわ」「警戒してたからひとまず安心」「ほっとしつつ、彼女の手首に赤いものが巻かれてないか確認」などと安堵する書き込みも散見された。

演じる菊池もこうした予想を知っていたようで、自身のXで「ミサンガは付けてませんのでご安心くださいね 明日も猪爪家にお邪魔します?!」と投稿し、朝ドラファンを楽しませていた。

この記事の関連ニュース