ローソンは22日、具材を入れないことで価格を抑えたプライベートブランドのカップラーメン「スープ激うま!札幌味噌ラーメン」と「スープ激うま!京都背脂醤油ラーメン」(ともに税込み238円)を28日に発売すると発表した。昨今の物価高と消費者の節約意識の高まりを反映した商品だが、X(ツイッター)では「それでも高い」との声もあがった。
「札幌味噌ラーメン」は濃厚なみそのコクと豚骨や炒め野菜のうま味を楽しめるスープと中太のノンフライ麺、「京都背脂醤油ラーメン」は鶏や背脂のうま味としょうゆのコクを楽しめるスープと中細のノンフライ麺が特長。昨年10月に発売された「スープ激うま!」シリーズの新商品だという。
スープにこだわりながら「お手軽価格」を目指したというが、Xでは「108円で具ありカップ麺売ってるけど、具なし238円で節約志向?」「高くない? 具があってもいいような価格」「スーパーやドラッグストアならもっと安く買える」「具がないのに日清のカップヌードル(同236円)とほぼ同じ」などとコストパフォーマンスを疑問視する意見が続出。さらには「節約志向の人はそもそもコンビニに行かない」「具を節約してしまった」とツッコむ人もいた。
その一方では、特別なスープと麺を味わえるなら高くないとする“擁護派”も。同社は「スープ激うま!」シリーズの第一弾として昨年発売した、具なしの「激辛味噌ラーメン」と「濃厚豚骨ラーメン」(ともに同238円)の売り上げは好調だったとしている。