くまもと再春館製薬所バドミントンチームは29日、パリ五輪の女子バドミントンダブルスで銅メダルに輝いた志田千陽が、来年1月に開催される国際大会にリオデジャネイロ五輪金メダリストの松友美佐紀(BIPROGY)とペアを組んで出場する、と発表した。
同チームはこの日、公式サイトに「志田千陽選手、松山奈未選手の試合出場に関するお知らせ」と題したお知らせを更新。国際大会連戦で松山がコンディション調整のため、2025年1月に開催される日本代表派遣大会2試合に出場せず、休養に専念するとつづった。
それに伴い、志田は松友との“期間限定ペア”を結成。PETRONAS マレーシアオープン 2025(2025年1月7~12日)、YONEX-SUNRISE インドオープン 2025(同14~19日)に出場予定だと記した。
発表を受けて、志田は自身のインスタグラムのストーリーズを更新。「ずっと憧れであり、普段からお世話になっている松友さんとコートに立てること、とても貴重な機会だと思っております。一生懸命頑張ります」とポスト。また今後、志田も試合に支障がないタイミングで休養をとることを明かし「今は、目の前にある一つ一つの試合とお仕事を精一杯やり切るのみです。そして今年は、シダマツとして、後一ヶ月もってる体力をすべて使い切るつもりで走り切ります。頑張ります。引き続き、応援よろしくお願いします」と締めた。
松友は、2016年のリオデジャネイロ五輪に高橋礼華とペアを組んで出場。日本バドミントン史上初の五輪金メダルを獲得した。その後、21年に開催された東京五輪への出場権を逃すと高橋が引退。松友は混合ダブルスへ転向していた。