プロ野球、阪神は13日、大山悠輔内野手が国内フリーエージェント(FA)権を行使したことを発表した。この表明にファンからさまざまな反響が寄せられ、X(旧ツイッター)には「大山巨人」「巨人移籍」「大山FA」「巨人と争奪戦」といったワードがトレンド入りした。
今季、初めて国内FA権を取得した大山はこの日、球団を通じてコメントを発表。「プロ野球選手として初めて他球団からの評価を聞く機会を得られましたので、FA権を行使させていただく事にしました。野球人生において、すごく大きな決断のタイミングだと思うので、慎重に時間をかけて考えさせていただきたいと思います」とつづった。
SNSには阪神ファンの複雑な心境がズラリ。「ずっと阪神にいて」「引退するまで縦じまを着て」「もう一度、日本一を取り返そう」と残留を熱望する声があがる一方で「悔いない選択をして」「今年はアツいストーブリーグになりそう」「どこに行っても活躍願ってます」と大山の意思を尊重する声もあった。
一方で、一部報道では最大のライバル、巨人が獲得を目指すと言われており、「巨人は勘弁。残留して」「巨人だけはアカン」「阪神の4番が…」と嫌悪感を抱く虎党からのコメントも散見された。阪神から巨人へ直接移籍する選手は極めてまれで、過去20年でも2004年のカツノリ捕手(野村克則、現阪神バッテリーコーチ)、23年の馬場皐輔投手、カイル・ケラー投手の3人となる。