女優の市川実日子が主演を務める、連続ドラマ「ホットスポット」（日本テレビ系、日曜後10・30）の第4話が2月2日、放送される。
2023年に放送された「ブラッシュアップライフ」（同局）チームと、同作の脚本を担当したバカリズムが再結集した新作。「地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー」というテーマで、小さな田舎町の平凡な日常と、宇宙人というファンタジーが融合した物語が展開される。
「ホットスポット」第3話振り返り（ネタバレ）
遠藤清美（市川）、中村葉月（鈴木杏）、日比野美波（平岩紙）の幼なじみ3人組は、清美の同僚で宇宙人の高橋孝介（角田晃広）を誘って、仕事が休みの土曜日にランチをすることに。はたから見ればごく普通の大人4人の休日で、高橋の正体がまさか宇宙人だなんて周囲は誰も気付かない。
スマホを買い替えたばかりの美波が、保護フィルムを高橋に貼ってもらっていると、偶然、清美たちの中学の同級生、岡田綾乃（木南晴夏）が5歳の娘を連れて来店。綾乃は、高橋の器用さを知って、自分も保護フィルムを貼ってほしいと高橋に懇願した。
清美たちは、幼なじみの集まりに高橋がいることの不自然さをごまかしながらその場をやり過ごそうとするものの、不測の事態が発生し、高橋は綾乃の前で能力を使ってしまう。スマホが床に落下しそうになるのをものすごい反射神経でキャッチしたり、駐車場の溝にタイヤがはまって動けなくなった車を桁外れのパワーで持ち上げたり、SOSランプが表示されているタクシーを追跡したり…。清美たちは、能力を使いすぎて綾乃にバレてしまわないかヒヤヒヤしていた。
翌日、パワーを使いすぎてダメージを受けた高橋は、能力を回復するため、職場のホテルにある温泉に忍び込む。すると、支配人の奥田貴弘（田中直樹）が同じタイミングに入ってきたため、天井の梁に登って支配人が出るのを待つことに。ようやく奥田が風呂から上がり、ホッとした高橋は、抱えていた洋服を湯船に落としてしまった。そのまま着て帰ろうとしていると、奥田と遭遇。びしょ濡れの高橋を気遣った奥田は、高橋を温泉に入れて、その間に服を乾かしてくれることになり、ことなきを得た。
「ホットスポット」第4話あらすじ
ある日の午後、清美は夜勤の前に夕食の準備をしておこうとスーパーへ行くと、綾乃とバッタリ鉢合わせ。2人で一緒に買い物をして店を出ると、綾乃が乗ってきた電動自転車が何者かに盗まれていた。
怒り心頭の綾乃は警察に被害届を出しつつも、取り返すことは難しいだろうと諦めていた。そんな綾乃に、「大丈夫、見つかるよ」と告げる清美は、夕方、ホテルに出勤すると、一緒に夜勤に就く高橋に宇宙人の能力を使って綾乃の自転車を取り戻してほしいと頼んでみる。しかし高橋は「そんなの何日かかるか分からない」と面倒くさがって応じようとしない。
受験シーズン真っただ中とあって、ホテルには受験生の姿も。学生時代を懐かしむ清美は、能力を使って一流大学に通っていた高橋にマウントを取られ、なんだか腑に落ちない。そんな2人を横目に、謎の長期滞在客、村上博貴（小日向文世）はフラッと外出。湖畔で1人、怪しいまなざしで富士山を眺めていた。
すると深夜、「霊が出る」とウワサの角部屋で、またもや霊が出現。さらに、客室のお湯が突然出なくなったり、クレーム客（吉村界人）が怒鳴り込んできたり、真夜中のホテルでトラブルが続発。清美と高橋が2人きりで対応に追われるなか、町でも住民たちを恐怖に陥れる不可解な事件が起こり始める。