大リーグ、ナ・リーグ地区シリーズ第4戦が9日（日本時間10日）行われ、ドジャースがパドレスに8－0と快勝。リーグ優勝決定シリーズ進出へ逆王手をかけた。パドレスは11日（日本時間12日）に行われる第５戦でダルビッシュ有投手が先発。ドジャースも山本由伸投手の登板の可能性があり、ファンの間で両投手の投げ合いを期待する声が上がっている。
第1戦で先勝しながら、第2戦でダルビッシュに完璧に抑えられたドジャース。敵地に戦いの場を移した第３戦も接戦の末に敗れ、パドレスが先にリーグ優勝決定シリーズ突破まであと1勝に迫った。しかしこの日、ドジャースは初回にベッツの2戦連発となる先制弾などで三回を終えて5－0とリード。七回にも3点を加え、大勝で逆王手をかけた。
先に3勝すれば、優勝決定シリーズ進出が決まる地区シリーズ。決着の舞台となる第5戦の先発に注目が集まるが、パドレスはすでにシルト監督が第2戦で好投したダルビッシュの登板を明言。この日の試合前にはブルペンに入って調整を行った。一方、ドジャースの先発は明かされていないが、第1戦先発の由伸がブルペンで投げ込みを行った。そのため、第5戦で2人の投げ合いを多くのファンが期待。X（旧ツイッター）にも「あさっては由伸対ダルビッシュかも」「「投げ合いみられるかも」「見逃せない一戦になる」と興奮。第2戦では3打数無安打と抑えられた大谷とダルビッシュの再戦についても注目し、「ドラマチックな展開になりそう」「激アツ展開」「決戦は金曜日！」と早くも盛り上がる人もいた。
一方で「山本とダルビッシュが好投して、降板したら大谷に打ってほしい」「ダルビッシュにも大谷もチャンピオンリングとってほしい」と複雑な感情を見せる人も少なくなかった。