Infoseek 楽天

朝ドラ「虎に翼」8月19日第101話あらすじ 轟(戸塚純貴)から遠藤(和田正人)を紹介された寅子(伊藤沙莉)、航一(岡田将生)からプロポーズを受けたことを報告

iza(イザ!) 2024年8月18日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第21週「貞女は二夫に見えず?」(第101~105話)の第101話が19日に放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の猪爪寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第20週「稼ぎ男に繰り女?」振り返り

昭和28(1953)年、寅子は同僚の星航一(岡田将生)と互いの正直な気持ちを伝え合い、「永遠を誓わない愛」を試すことに。昭和30年、3年にわたる新潟地家裁三条支部での勤務を終え東京地裁へと転勤となり、航一も最高裁判所の調査官に任命され、東京に戻ることになった。寅子は小学6年生になった娘の優未(毎田暖乃)とともに、神奈川・登戸にある実家に戻った。甥の猪爪直人(青山凌大)と直治(今井悠貴)は大学生と高校生に成長。教員として働く弟の直明(三山凌輝)には恋人ができ、結婚後も猪爪家で同居したいと考えていたが、義姉の花江(森田望智)は、自身が姑との関係に悩んだ経験から強く反対していた。

ある日、学友の山田よね(土居志央梨)が弁護士になったと聞いた寅子は、轟太一(戸塚純貴)とよねの事務所に押しかけ、自分を貫き、信念を曲げずに宿願を達成したよねをたたえた。

その後、新しい職場である東京地裁に登庁した寅子が所長室へあいさつに出向くと、裁判官としてのキャリアをサポートしてくれてきた桂場等一郎(松山ケンイチ)、久藤頼安(沢村一樹)、多岐川幸四郎(滝藤賢一)という3人の先輩が寅子を待ち受けていた。彼らはそれぞれ、東京地裁所長、司法研修所所長、東京家裁所長に昇進。寅子が配属された民事第二十四部の裁判長は、以前最高裁判所家庭局でともに働いた先輩の汐見圭(平埜生成)で、彼の妻で学友の崔香淑(ハ・ヨンス)が法律の勉強を再開し、育児が落ち着いたら司法試験にも挑戦するという話を寅子はうれしそうに聞いた。

その後、寅子は久しぶりに行きつけだった甘味処「竹もと」を訪れ、店で働く学友の竹原梅子(平岩紙)とも再会を果たした。するとそこに桂場が来店。梅子は、店の味を引き継ぐ「試験」に挑んでおり、そのジャッジを、この店の味を一番知る桂場が任されていた。桂場は団子を険しい表情でじっくりと眺め、香りを確認。そしてひと口食べると、黙って首をひねった。梅子は「またお願いします」と頭を下げた。

ある日曜、寅子と優末は航一に招かれて星家へ。航一の継母、百合(余貴美子)、息子の朋一(井上祐貴)と娘ののどか(尾碕真花)は寅子たちを温かく迎え、2人の交際に理解を示した。食事が終って片付けが進むなか、航一が寅子に「僕たち一緒に住みますか?」と切り出した。優未はその言葉をプロポーズと受け止めたが、鈍い寅子はそう受け止めていなかった。

寅子が配属された民事第二十四部は、広島と長崎に落とされた原子爆弾の被害者が日本政府に賠償を求める裁判を担当することになった。原告代理人は、かつて寅子が勤めていた雲野法律事務所の雲野六郎(塚地武雅)と岩居(趙珉和)。原告は5人で、広島と長崎に原爆を投下した行為は残虐な兵器の使用や無抵抗の市民のいる都市への攻撃を禁じた国際法に違反するとして日本政府に賠償を求めていた。「国際法の問題」「戦争とは」など、争点は多岐にわたっていた。

そんななか、航一が寅子の家族へのあいさつを兼ねて猪爪家に遊びに来た。そこへ直明が恋人の田沼玲美(菊池和澄)を連れて現れたことで、猪爪家で家族裁判が開かれることに。自身の経験から、嫁と姑は同居しないほうがいいという花江に、玲美が、花江は直明の母親ではないと反論する姿を見て、寅子は「この女、強い!」とビックリ。直明は、母親代わりだからこそ父や母にできなかった「親孝行」をさせてほしいと頼み、花江と寅子に、恩返しをしたいと訴えた。するとここで直人が話に割って入り、花江の子供は自分と直治だと主張。直人は、出征する父、直道(上川周作)から、「お母さん頼んだよ」と言われたことに触れ、「その役目は僕らのものです」と述べた。そして航一から、同居することへの考えを問われた玲美は、「お試し」での同居を提案。航一は、玲美の気の強さから、花江が心配しているようなことは起きないと推測。逆に花江が気を使う可能性が高いという補足に家族たちは共感した。「嫌になったら追い出してもらって構いませんから」という玲美。家族裁判は花江が根負けする形で閉廷した。

この話し合いを経て、自分の一番の幸せについて考えたという航一は、「毎朝、目が覚めたときに隣に寅子さんがいたら幸せだろうなと思いました」と述べた。突然の「プロポーズ」に寅子は喜んだが「少しだけ、時間をください」と返し、即答は避けた。

それからしばらくたった昭和30年7月、原爆裁判の第1回準備手続が行われた。しかし寅子はまだ航一に返事をしていなかった。かつて廊下で交わした言葉と、プロポーズがどうしても結びつかなかった。

「虎に翼」第101話あらすじ

轟から、恋人の遠藤時雄(和田正人)を紹介された寅子は、航一からプロポーズを受けたことを報告。しかし結婚の意味を見出せないと口にする。その後、轟と遠藤に対して配慮の足りない発言をしたのではと反省する。

猪爪家では直明の結婚式の準備が着々と進む。そんななか、寅子は結婚に付随する大きな問題に改めて気付く。

この記事の関連ニュース