サンリオ（東京都品川区）は、パリ五輪卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和とスポンサー契約を結んだと20日、発表した。
さまざまな分野で輝こうとしている次世代の才能を支援するプロジェクトを行っているサンリオはスポーツ支援活動として、競技団体や夢に向かって頑張るアスリートを応援。スポンサー契約も、東京五輪スケートボード女子ストリート金メダルの西矢椛や、張本とパリ五輪卓球女子団体を戦った平野美宇らと結んでいる。張本について同社は「張本選手のような将来を担うアスリートのスポンサーとして、次世代の未来に貢献できることを大変嬉しく思います」とコメントした。
張本も「サンリオといえば、やはり『ハローキティ』が最も馴染み深いキャラクターですが、私の推しは『クロミ』です。サンリオのキャラクターに負けないように、世界で愛される選手を目指し、皆さまに笑顔を届けていきたいです」と契約の喜びをつづった。
張本は2024年、パリ五輪で兄、智和と同種目史上初の兄妹同時出場を果たし、女子団体戦の銀メダル獲得に貢献。10月のアジア選手権女子団体では世界ランク1位の中国を破って50年ぶりに金メダルを獲得し、個人戦でも準優勝を果たすなど飛躍の一年となった。21日からは史上最年少優勝がかかる全日本選手権が開幕。ユニホームの胸には、同社のロゴと「ハローキティ」のマークがデザインされる。世界で愛されるキャラクターとともに、28年のロサンゼルス五輪に向けて戦いをスタートさせる。