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柔道48キロ級・角田夏実 得意・巴投げで五輪500号決めた! SNS「500号は日本らしく柔道」の声

iza(イザ!) 2024年7月28日 10時54分

パリ五輪が27日(日本時間)に開幕。本格的に競技がスタートした。夏季五輪メダル通算500個にあと「1」となっていた日本チームだったが、柔道女子48キロ級、角田夏実が金メダルでメモリアルを飾った。同階級の金メダルは2004年以来の谷亮子以来、20年ぶりの快挙となった。

開幕前の時点で、日本勢の夏季五輪で獲得したメダル数は499個。パリ五輪で第1号となれば、500個目のメモリアルメダルとなることが大会前から話題となっていた。

決勝に進んだ角田は31歳にして初めての五輪出場。バーサンフー・バブードルジ(モンゴル)を相手に残り1分で得意の巴投げを決めて技ありを奪って金メダル。「(日本の大会メダル1号から)ずっと目をそらしてきたんですけど、よかったです」とメダルを手にし、安堵した。

27日には柔道、スケートボード、フェンシングなどの競技でメダルが決まるため、角田や柔道男子60キロ級の永山竜樹、スケートボード男子ストリートの堀米雄斗、小野寺吟雲、白井空良らが500号の候補に挙がっていた。「イザ!」編集部が行ったアンケートでは、約57パーセントの人が角田を予想。2位は堀米、3位は小野寺となっていた。しかしこの日のパリは悪天候で、屋外で行われるスケートボード競技は29日に延期。さらに柔道女子48キロ級のメダルが決まる決勝と3位決定戦は男子柔道60キロ級の3位決定戦の前に行われたため、角田がパリ五輪日本選手第1号メダルを手にすることになった。

また準々決勝でまさかの敗戦を喫し、3位決定戦に回った永山も角田の金メダル獲得直後に3位決定戦に臨み、見事銅メダルを獲得。目標だった金メダルを逃し、気持ちを切り替えることが困難だったが「手ぶらで帰る訳に行かないので、銅メダルを取りに行きました」と敗者復活戦から勝ち上がり、3位決定戦でも圧倒的な強さで勝利を納めた。

角田の金メダル獲得にX(旧ツイッター)には「勝っても、畳から下りるまで表情を変えず。最後まで礼節をわきまえた本物の柔道。かっこいい」「対策されてるのに自分の武器で攻め続けるのとてもかっこよかった」「巴投げうますぎてびっくりした」と絶賛。また500号については「500号は日本らしく柔道だった」とコメントする人もいた。


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