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朝ドラ「虎に翼」直明(三山凌輝)の苦言に絶賛の声続々 「伝え方が優しい」「心にしみる」

iza(イザ!) 2024年7月10日 9時6分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第73話が10日、放送され、ヒロイン佐田寅子(伊藤沙莉)に苦言を呈した弟の猪爪直明(三山凌輝)に、多くの視聴者から反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。ドラマは現在、第15週「女房は山の神百日の位?」(第71~75話)が放送されており、寅子が、新潟地家裁三条支部への異動の内示を受けた。寅子は娘の優未(竹澤咲子)を連れて行く決意を告げたが、義姉の花江(森田望智)と直明が反対。花江は、寅子が見ている優未は本来の姿ではないと打ち明け号泣した。

この日の放送で、寅子は初めて家族との間に大きな溝があったことに気付き、直明に自分の至らなかった部分を質問。直明は些細なズレがあったが、いつも頑張っている姿を家族は応援し、支えたいと考えて受け流してきたと答えた。そして1年ほど前に優未が持ってきた算数のテストについて言及。本当は31点だったが、落ち込む優未をいとこの直人(琉人)と直治(楠楓馬)が心配し、点数を「84点」に偽装していたことを明かした。当時の寅子はそのテストをみて「間違えた部分を復習して次は100点だ」と優未に声をかけるのみ。直明は放心状態の寅子に「ちょっと解答用紙を見れば偽装だって、すぐ分かることなのに」とつぶやいた。そして「優未は、お姉ちゃんの顔色をうかがってズルしてでもいい子のふりをしてる。それをお姉ちゃんが求めてきた」と続けると、寅子は、そんなつもりはなかったと否定。直明は「本当に? 心からそう言える?」と迫り、「手のかからないお利口さんを求めてなかった?」と苦言を呈した。うつ向いたまま、返す言葉がない寅子。直明は、仕事で理想に燃える姉の姿が好きだとフォローし、「でも、いや、だからこそやっぱり新潟にはお姉ちゃん一人で行くべきだ」と訴えた。

このやり取りは、三山が自身へのインタビューで注目して欲しいシーンの一つとして挙げていた。やさしくも厳しく姉の行動を指摘する姿を受け、視聴者は「直明くんがいてくれてよかった」「伝え方が優しかった」「ひとつひとつの言葉が心にしみた」「感情的でなく、思いやりながら鋭い指摘は響いたと思う」「こんな頼りになる大人に成長するとは」などとポスト。また優未のテストが改ざんされていたという展開に「あのテストは伏線だったのか」「そんな切ない裏話があったのか」とポストする人もいた。



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