Infoseek 楽天

「花咲舞が黙ってない」6月15日OA最終回あらすじ 舞(今田美桜)が不正を暴くために奔走、鍵を握る半沢直樹(劇団ひとり)も登場

iza(イザ!) 2024年6月13日 12時0分

女優の今田美桜が主演を務める連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系、土曜後9・0)の最終回が15日に放送される。

メガバンク「東京第一銀行」を舞台に、不正を見て見ぬふりできない花咲舞(今田)が、弱い立場の人たちに立ち上がる姿を描く連ドラ。2014年と15年に、女優の杏主演で放送された「花咲舞が黙ってない」の新シリーズとなる。前作のドラマ放送後に出版された同名の新作小説「花咲舞が黙ってない」(池井戸潤さん)が原作で、24年版として新たなキャストで制作される。

「花咲舞が黙ってない」第9話振り返り

東京第一銀行臨店班の舞は、職場近くの公園で、上司の支店統括部次長、芝崎太一(飯尾和樹)が、若い女性と親しげに話をしている姿を目撃した。舞は上司の相馬健(山本耕史)に、芝崎が不倫をしているかもしれないと訴えるが、相馬は、東京第一銀行の大口取引先である東東デンキの粉飾決算のニュースの方が一大事だと気にも留めない。

そんななか、舞と相馬は虎ノ門支店の臨店に。そこで東東デンキの元経理課長、市村(俵木藤汰)から「東東デンキの粉飾の件は、2カ月ほど前に銀行さんが気づいて指摘していた」と言われてしまう。東京第一銀行が新聞の報道よりも先に粉飾の事実を把握していながら隠ぺいをしていた可能性が浮上するなか、舞と相馬は虎ノ門支店で得た情報をまとめた報告書を芝崎に提出。すると芝崎は明らかに動揺するようなそぶりを見せた。

その後、舞たちの報告書は経営企画部長執行役員の紀本平八(要潤)の元へ。報告書を見た紀本は部下の昇仙峡玲子(菊地凛子)に、報告書の隠蔽を指示した。昇仙峡が理由を尋ねると、紀本は、東京第一銀行内には選ばれた人間しか触れることのできない「エリア51」と呼ばれる極秘事項があることを告げる。1人になり、恋人だった川野直秀(平原テツ)の遺品の手帳を開く昇仙峡。そこには乱れた文字で「51」と書かれた形跡があった。

臨店班では芝崎が、舞と相馬に報告書を差し戻しながら頭を下げていた。そんななか、東東デンキの第三者委員会が、東京第一銀行から粉飾を隠ぺいするよう指示があったと公表。東京第一銀行が行った隠ぺい工作は、世間に広まることとなった。営業第三部長の吉原俊二(平山祐介)は、記者会見で東東デンキの発表は事実誤認だと主張。舞と相馬は虚偽の会見に憤りつつ、銀行内の闇を暴こうと調査を始めた。

粉飾に気づいた東東デンキの担当者、早瀬深月(朝倉あき)は、現在東東デンキに出向中。異動を不審がる相馬の横で、舞は早瀬の顔写真に驚いた。芝崎の不倫相手だと疑っていたその女性だった。その頃、経営企画部では、東東デンキが東京第一銀行に隠ぺいを指示された証拠を入手したことを昇仙峡が紀本に報告。今後の対応を問われた昇仙峡は「吉原部長に責を負ってもらうしかありません」と提案した。

その夜、舞の叔父、花咲健(上川隆也)が経営する「花さき」を訪れた早瀬は、芝崎や舞の説得を受けて真相を語り出した。2カ月前、東東デンキの粉飾に気づいた早瀬は、上司である吉原に報告。すると吉原から隠ぺいを指示するように言われたという。その後、早瀬は吉原から、東東デンキへの出向を命じられ、粉飾をリークしろと新聞記者を紹介された。一連の自作自演のような行動に疑問を抱いた早瀬は、一人では抱えきれなくなり元上司である芝崎に相談していた。

一方、昇仙峡は紀本から、財務大臣の石垣信之介(大和田伸也)を紹介されていた。川野の手帳に残された情報から、石垣と紀本の間には深い繋がりがあり、昇仙峡は、その先に銀行の闇があると推測。行動を開始した。

数日後、舞は相馬が富士見ノ丘支店に異動になったことを知り、早瀬も銀行を退職することになった。相馬が「花さき」に飲みに行くと、舞は部屋に閉じこもって出てこない。「私は正しさを押し付けていたんです。ひとりよがりでした」。相馬の異動や早瀬の退職に責任を感じる舞を、相馬は扉ごしに「花咲は自分が正しいと思うことをためらわずにやれ」と説得した。ようやく出てきた舞は、相馬に感謝の思いを告げた。数日後、舞だけになった臨店班に昇仙峡が現れ、「力を貸して」と声をかけてきた。

「花咲舞が黙ってない」最終回あらすじ

相馬が富士見ノ丘支店に異動して1週間後、舞が事務応援にやってきた。舞は相馬との再会を喜びつつ、仕事が終わったら「花さき」に来てくださいと声をかける。

その日の夜、相馬が「花さき」に到着すると、舞と共に昇仙峡が待ち構えていた。昇仙峡は相馬にこれまでの非礼を詫びつつ、川野の遺志を継ぎ、腐った銀行を変えたいという思いを伝える。そのためには紀本や石垣らが関与していると見られる銀行の闇を暴かねばならないとし、相馬に協力を願い出た。話を聞いた相馬は、富士見ノ丘支店の融資先である葉山物産の動きが不審であることを告げ、それぞれ調査に動き出す。

翌日、舞と相馬が、川野の手帳に書き残された3つの会社名の謎を調べた結果、3社とも紀本派閥に属する行員の出向先であることが判明。更に舞は富士見ノ丘支店の行員から、葉山物産が株で儲けているらしいという情報を手に入れる。話を聞いた昇仙峡は、「葉山物産が東東デンキの株で儲けているのでは?」と推測するが、舞は「株が暴落しているのに儲かるとは?」と疑問を持つ。「紀本は、東東デンキの粉飾を隠ぺいし、リークを意図的に行うことで株価を操作していたのではないか?」と語る昇仙峡と相馬に、舞は「インサイダー取引じゃないですか!」と驚く。しかし、現段階では証拠が不十分だ。

調査委員会が行われるのは2日後。鍵を握る産業中央銀行の経営企画部次長、半沢直樹(劇団ひとり)も登場し、舞たちは紀本と現役大臣が関わる東京第一銀行最大の不正を暴く証拠を掴むために奔走する。

この記事の関連ニュース