俳優の岡田准一が主演、プロデューサー、アクションプランナーを兼任するNetflixシリーズ「イクサガミ」が、今年11月に配信されることが決定。あわせて、第一弾キャストとして本作に出演する俳優陣14人が発表された。
原作は、第166回直木賞を受賞した今村翔吾さんが、武士の時代の終焉を迎えた明治を舞台に、侍によるバトルロワイヤルを描いたシリーズものの同名小説。「人斬り刻舟」の異名をとる主人公、嵯峨愁二郎を岡田が演じる。映画「新聞記者」「余命10年」などで知られ、岡田主演の映画「最後まで行く」でもタッグを組んだ藤井道人監督のほか、山口健人監督、山本透監督がメガホンをとる。
東海道を舞台にした命がけの戦い「蠱毒（こどく）」に巻き込まれる少女の香月双葉を藤崎ゆみあ、愁二郎の義妹でもある衣笠彩八を清原果耶、元伊賀忍者の柘植響陣を東出昌大、アイヌの弓使いであるカムイコチャを染谷将太、愁二郎の義弟である化野四蔵を早乙女太一、祇園三助を遠藤雄弥、借金を苦に参加した青年の狭山進之介を城桧吏が演じる。
また、山田孝之が京都府警の安藤神兵衛役、一ノ瀬ワタルが巨躯の男・立花雷蔵役、玉木宏が参加者の中でも異彩を放つ「公家の守護神」と呼ばれる太刀遣いの菊臣右京役を務めるほか、「乱斬り無骨」の異名で知られ、愁二郎と因縁を持つ貫地谷無骨役で伊藤英明、愁二郎の妻の志乃役で吉岡里帆、「蠱毒」を運営する櫻役で淵上泰史、同じく槐（えんじゅ）役で二宮和也が出演する。
さらに、本作のファーストルックも解禁された。物語のはじまりの地である京都・天龍寺に、揺るぎない決意を秘めて佇む嵯峨愁二郎が印象的に切り取られている。