NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第104話が22日、放送され、ヒロインの甥、猪爪直治（今井悠貴）の見せ場であるサックスの演奏シーンがバッサリとカットされ、視聴者の笑いを誘った。
日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子を演じている。ドラマは第21週「貞女は二夫に見えず？」（第101～105話）の放送中で、寅子（伊藤沙莉）は交際相手の星航一（岡田将生）と籍を入れず、事実婚という形で星家に同居することになった。猪爪家の面々は戸惑いながらも、寅子らしい選択を祝福。直治はトランペット演奏で祝福したくて「いいよね？ おめでたいんだし。吹いていいよね？」とうずうず。兄の直人（青山凌大）から「駄目だ、あと少しだけ耐えるんだ」と諭された。寅子が結婚について報告し、寅子の弟、直明（三山凌輝）と恋人の田沼玲美（菊池和澄）の結婚式の段取りについて話し合いが行われ、話がひと段落すると、ようやく直治の出番が回って来た。しかし、いざ演奏となると、1音鳴ったところで、次の場面に切り替わった。
さらに後日、寅子と航一は、直明から行きつけの甘味処「竹もと」に呼び出された。直明は、2人に「この前の結婚式は本当にありがとうございました」とお礼を言うと、寅子は「まさか直治のサックスに泣かされるとはね」と思い出し笑いをした。
直治の見せ場がバッサリカットされたことに、SNSでは「あ～！ ここでカット！」「トランペットカット」「ぶった切りw」「もう直治の扱いがw」「演奏キャンセルw」「1音で切られた」「吹かせてあげてよw」と笑いの声が続出。また、寅子が泣かされたという、結婚式でのサックス演奏についても「直治のサックスで泣かされたんかw」「あのサックスに？ほほぅ、それは一節、お願いしたいな」「直治のサックスに泣かされる。そこが見たかったわー」といったコメントが続々寄せられた。