Infoseek 楽天

朝ドラ「虎に翼」桂場さん(松山ケンイチ)“あんこ愛”を指摘され失言を即時撤回 SNS「反省までの瞬発力」「怒鳴ったのかと思ったら謝ってた」

iza(イザ!) 2024年8月21日 9時41分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第103話が21日、放送され、東京地裁所長の桂場等一郎(松山ケンイチ)が、部下であるヒロイン、佐田寅子(伊藤沙莉)からの手厳しい指摘を受けて失言を即時撤回・謝罪する場面に視聴者の注目が集まった。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。ドラマは第21週「貞女は二夫に見えず?」(第101~105話)が放送されており、東京地裁で裁判官を務めている寅子が、交際中の星航一(岡田将生)からプロポーズされ、航一への思いはたしかながら、さまざまな観点から返事に迷っている。その理由の1つが結婚後にどちらかか苗字を変えなくてはいけないという点。この日の放送で寅子は、航一から「寅子さんの夫と名乗りたい。僕の妻ですと紹介したいんです。寅子さんを妻だと紹介することは、世界中の人に、この人が僕の愛する人だと伝えることです」と、プロポーズした一番の理由を説明され、星を名乗ることで得られる充足感と佐田姓への思い入れの間で心が揺れ動いた。そして結婚後も仕事上は旧姓を名乗り続けられないかという思いに至った。

職場で上司の桂場に相談したものの、戸籍名しか使えないと定められている裁判官がそれを破ってしまったら、判決に対する国民の信頼を揺るがしかねないとして即座に却下されてしまった。説得力ある理由を素直に受け止め、旧姓使用をあきらめた寅子だったが、桂場から「なぜそんなくだらないことにこだわるんだ?」と言われて反発。司法の独立、裁判官の資質、あんこの味と桂場が普段からこだわっているものを列挙しながら、「どうしてもこだわりたいことが、人にはそれぞれあるんです。私のこだわりをくだらないと断じられる筋合いはありません」と訴えた。忌憚のない痛烈な批判に桂場はへの字に結んだ唇をむずむずと動かし「失言だった!」と前言撤回。「要望は認められんが、今のは君の言うとおりだ」と謝った。

桂場の素早い反応を受け、SNSには「反省までの瞬発力がすごい(笑)」「ブチ切れながら謝罪する桂場かわいいなw」「めっちゃ威圧的な謝罪!」「怒鳴ったのかと思ったら謝ってた」「この2人、喧嘩するけどちゃんと謝るんえらいよね」「あんこがきいた(笑)」といったコメントが続々と書き込まれた。

また、この場面の最後に重なった「裁判官が判決文や令状に旧姓を使うことが認められるのは平成29年のことです」とのナレーションには、「めちゃくちゃ最近じゃん!」「62年後ですか…」「あまりの果てしなさに1人で声が出たよ!」「うちの会社も、旧姓で良くなったの、この十数年だもんなあ」「結婚した時会社に仕事の時の旧姓使用打診してダメで悲しかったの思い出して泣ける」などの反響が寄せられていた。

この記事の関連ニュース