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任天堂が35年ぶり新作「ファミコン探偵倶楽部 笑み男」 若い世代取り込む宣伝手法に「上手い」「正解すぎる」の声

iza(イザ!) 2024年7月18日 14時33分

任天堂がシリーズ35年ぶりの完全新作となる「ファミコン探偵倶楽部 笑み男(えみお)」(Nintendo Switch)を発売すると発表し、SNSに大きな反響が寄せられている。

同社は17日夜、公式サイトを更新し、10日にティザー動画などで予告した「笑み男」が、アドベンチャーゲーム「ファミコン探偵倶楽部」のシリーズ最新作だと明らかにした。「笑み男」とは、泣いている女の子の前に現れ、その命と引き換えに笑顔の紙袋を与えるオリジナルの都市伝説。ゲームは、この都市伝説とよく似た殺人事件に空木探偵事務所が挑む物語だという。

同社によると、ファミコンディスクシステムで発売された「消えた後継者」「うしろに立つ少女」に続く35年ぶりの完全新作。過去作を制作したプロデューサーの坂本賀勇(よしお)氏が「ファミコン探偵クラブの一つの完成形と言える自信作です。自分が描きたかったものをストレートに表現してるので、特に結末は人によって賛否が分かれるかもしれません」と話す動画も公開された。

X(旧ツイッター)では翌18日に大きな話題となり「11歳の時に『うしろに立つ少女』をやって以来ずっっ……と切望していた新作続編、やっと出るんだな…」「うれしすぎるので『消えた後継者』からやり直してきます!!!」「新作ーーーッ!!これは予想しなかった」などのコメントが並んだ。また、新作ソフトの内容を明かさず、不気味な動画だけを先行公開した宣伝手法も「現代の人にあんまりなじみないタイトルだからこそ、こういう魅せ方で宣伝していろんな人に興味を持たせるのは上手い」「正直、ファミコン探偵倶楽部を前面に出した宣伝だったら若い層に興味を持たれなかったと思うし、笑み男だけ最初に出すのは正解すぎる」などと好評だった。

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