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朝ドラ「虎に翼」8月28日第108話あらすじ 秋山(渡邉美穂)が妊娠、相談された寅子(伊藤沙莉)は「戻れる場所」を守ると約束するが…

iza(イザ!) 2024年8月27日 8時15分

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第22週「女房に惚れてお家繁盛?」(第106~110話)の第108話が28日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第22週「女房に惚れてお家繁盛?」振り返り

昭和31(1956)年、春。寅子は娘の優未(毎田暖乃)とともに、事実婚の夫、星航一(岡田将生)の家で暮らし始めた。航一の継母、百合(余貴美子)との関係は良好ながら、航一の子供、朋一(井上祐貴)とのどか(尾碕真花)とはまだぎこちない空気が漂っていた。

東京地裁では、寅子も判事の1人として担当する原爆裁判の準備手続が延々と続き、なかなか審判に進めないでいた。そんななか、寅子は自分を慕う後輩の判事補、秋山真理子(渡邉美穂)に姑との関係について質問。秋山は、姑から早く跡継ぎを産めとせっつかれ、仕事でも「第二の佐田寅子になれ」と煽られ、「どんどん嫌いになる」などと愚痴をこぼした。

仕事を終えた寅子と航一が帰宅してほどなく、朋一も帰ってきた。夕飯を用意していた百合に、朋一は食べてきたと断り、さらに風呂に入りたいから沸かしてほしいと言いつけたうえで、弁当のきんぴらごぼうが少ししょっぱかったと文句をつけた。見かねた寅子が意を決して朋一に苦言を呈したが、朋一は「母親面はやめていただきたい」と反論し、寅子と優未が「家族のようなものになること」を受け入れたが、それ以上は望まないでほしいと言い返した。しかしのどかに諫められると、すぐに非を認めて謝罪。思いがけず飛び出した子供たちの本音に、航一は困惑して硬直するしかなかった。その夜、航一は、自分には寅子のような力はないのに、再婚で気が大きくなり、子供たちとももっと家族らしくなれるのではないかと欲張っていたと反省。寅子は2人で力を合わせてやっていこうと励ました。

数日後、優未の中学校入学式の朝、星家に寅子の義姉、猪爪花江(森田望智)がやってきて、弟の直明(三山凌輝)から借りたカメラで記念撮影をした。その後、休暇をとった寅子は花江らと食事。花江は、星家の人たちが優しそうで安心する一方、直明と結婚して猪爪家で同居を始めた玲美(菊池和澄)が、姑代わりの自分に相談せずに何でも一人で決めてしまうことを寂しがった。花江の次男、直治(今井悠貴)はサックス奏者として身を立てようとしていて、話し合いの結果、3年続けてみて食べていけるようにならなかったら大学に通うという猶予期間をもらっていた。花江は、そんな息子との関係から、かつて寅子が大学に進みたいと言い出した時の義母、はる(石田ゆり子)の心境が今ならわかるとため息をついた。そこに直明が帰宅。寅子に、裁判官の仕事に興味のある子供たちを対象にした勉強会を開いてほしいと頼んだ。

後日、寅子は東京地裁の会議室で中学生向けの勉強会を開催。秋山のほか、寅子のかつての同僚の稲垣雄二(松川尚瑠輝)と小橋浩之(名村辰)も手伝ってくれた。寅子の予想に反し、参加した生徒はたったの3人。粗暴な大池玄太(斎藤汰鷹)が意に反して参加させられたため、多くの女子生徒が怖がって参加を取りやめたという。その後、判事たちの話が始まると、一番おとなしかった益岡良助(岩田奏)が退屈そうな反応を見せはじめた。寅子がバスの女性車掌と乗客との間のトラブルを扱った民事裁判について解説し、車掌が男性ではなかったことが影響したかもしれないと知ると、良助は「でも、好きで働いているんでしょ。女は」と言い出す。女性は働かなくてもいいのに、なぜ自分からつらい思いをしにいっているのかと疑問を呈する良助に寅子たちが困惑するなか、小橋が突然「わかる!」と共感の声をあげた。

「虎に翼」第108話あらすじ

中学生向けの勉強会で、男子生徒から「女性は働かなくてもいい」という意見が飛び出す。

一方、秋山は妊娠したことを寅子に相談。出産後も秋山がもし判事を続けたいなら、戻って来られるよう居場所を必ず守ると寅子は約束するが…。

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