女優の奈緒が主演を務める連続ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」（TBS系、火曜後10時）の第1話が8日、放送され、共演するKis-My-Ft2・玉森裕太のシャワーシーンが大きな反響を呼んだ。
結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公の佐藤ほこ美（奈緒）が、人生どん底のタイミングで謎の金髪男、葛谷海里（玉森）と出会い、それをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ！」と自分を変えるためにプロボクサーを目指す姿をオリジナル脚本で描くラブコメディー。
第1話振り返り
真面目で真っ直ぐな性格のほこ美は、幸せいっぱいなはずの結婚式当日、新郎の寺山衛（宮崎秋人）に逃げられてしまい呆然。さらに彼が浮気をしていたことを知り、怒りに震えて殴りかかったが、拳は空を切りそのまま転倒した。ほこ美にとって散々な現場に、海里はカメラマンとして居合わせていた。
衛と一緒に住んでいた部屋も解約され、ほこ美は母の明美（斉藤由貴）と妹のさや美（鳴海唯）、姪の美々（磯村アメリ）が暮らす実家へと身を寄せた。結婚式での噂が広まった勤め先の市役所では腫れ物のように扱われるほこ美。当日キャンセルした式場代を請求され、一人で全額支払い途方に暮れていると、目の前に現れた海里から「力になれるかもしれない」と声をかけられた。
海里の協力もあり、ほこ美は式場代の半分を衛から取り返すことに成功。夜はバーでバイトをしている海里は、その後もほこ美がドキッとするような言葉をかけながら寄り添い、仕事からの帰り道に突然キス。急な展開にほこ美は戸惑ったが、やがて2人は仲を深めていき、新たな恋が始まる予感にほこ美は胸を躍らせた。
恋も仕事も上向きになり出したほこ美だったが、母の失恋で仕事のチャンスを逃してしまい、月を見上げながら再び気落ち。そんな彼女の前に海里が現れ、「いいよ泣いても。おれがほっこーの月になるよ」と優しい言葉をかけた。そんな彼に思わず抱きついたほこ美は海里に「運命」を感じ始めたが、そんな矢先、モデルの志乃（堀田茜）が海里になれなれしく声をかけ、2人はほこ美の目の前で濃厚なキス。突然の出来事にほこ美は混乱し、海里を「クズ！ サイテー！」と罵倒して殴りかかったが、簡単にかわされてしまった。ほこ美は悔しさから、以前見学したボクシングジムに駆け込み、その場で入会を決めた。
シャワーシーンが話題に
注目のシャワーシーンは、この日の最後に登場した。帰宅後、壁に両手をついてもたれかかりながら、シャワーにうたれる海里。その姿はどこか意味ありげで、彼が背負う何かを感じさせた。一方、今作のために体を絞ったという、美しい上半身は視聴者の視線を集め、SNSには「突然のご褒美タイム」「造形美…美しすぎるんだよね玉ちゃんの背中」「推しのシャワーシーンきたら焦る」「神々しさが半端ない」「海里のシャワーシーン（サービスショット）毎回あるんでしょうか」などのコメントが寄せられた。またうつむきながら何かを考えこむような姿にも「漂う訳あり感」「悲しい過去？」といった声が寄せられた。
■番組概要
[番組名]火曜ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』
[放送日時]毎週火曜よる10:00～10:57